2008年11月10日
ダン・メリドール氏、リクードに参加
2008年11月9日(日)12時のニュース
エフード・バラク国防相は、今朝の閣僚会議で各方面から非難を受けた。エリ・イシャイ大臣は「テルアビブの記念式典でのバラク国防相の発言は、イスラエル内でも大きい右派のリーダーへの扇動となる、哀れで危険だった」と強調。同大臣は、発言の撤回に対する呼びかけた。エフード・バラク国防相は、テルアビブのラビン広場で開かれたラビン首相追悼記念式典で「今日も暴力は民主主義を蝕んでおり、雑草と呼ばれた者たちは今、悪性の腫瘍となった」と警告した。
ロニー・バロン財務相は、「カディーマの一方的分離政策が、テロと第二次レバノン戦争を呼んだ」とするバラク国防相の発言に対し、「分離計画はリクードや労働党の支持も獲得し、労働党の支持に元行われた」と批判した。バラク国防相が要求した、ロケット攻撃を受ける街の防衛に関する予算追加については、「バラク氏は結果(トツァオット)を出すために国防相に任命されたが、今のところ出費(ホツァオット)以外何も出していない」と付け加えた。
エフード・オルメルト首相は「ラビン首相を暗殺させた風潮が変化し、今の国内情勢が暗殺前より良くなったとは言い難い」と警告した。同首相は「これは国家的な問題であり、我々は民主主義への脅威と戦えるかどうかを、自らに問いかける必要がある」と言明。首相はこれらの発言を、ラビン首相暗殺13周年を記念する閣僚会議の冒頭で述べた。
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ダン・メリドール氏はリクードへの復帰を表明した。テルアビブのメツダット・ゼエブで行ったネタニヤフ野党党首との共同記者会見で、同氏は「カディーマ政権は2つの大きな過失を犯した」と強調し、「ひとつは第二次レバノン戦争における過失であり、もうひとつは最高裁判所に対する暴力的な攻撃と、司法国家の基盤を崩す試みだ」と指摘。以前行ったネタニヤフ批判に関しては、「我々は過去を振り返るのではなく、共に歩む未来を見据えるべきだ」とした。
一方、ネタニヤフ野党党首は「既に2年にわたり、メリドール氏と安全保障や和平問題について相談している」と述べた。また、「メリドール氏には党内の地位について、何の約束もしておらず、氏も何も要求しなかった」と発言した。
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月刊フォーブス・イスラエルが「イスラエルで最も影響力のある女性50人」をランク付けし、1位にツィーピー・リブニー外相がランクインした。以降の順位は、2位がドリット・ベイニッシ最高裁判長、3位はポアリーム銀行のシェリー・アリソン会長。8位には、拉致兵士エフード・ゴールヴァセル氏夫人カルニット氏がランクインした。
【解説】
バラク国防相は総選挙での立場を良くするために、今からカディーマ・リクードを非難しているのだろうが、今のところ、自沈に終わっている。入植者を「悪性の腫瘍」と称したことに関しては、多くの人が感じている問題なだけに、非難は少ないが、日本なら辞任に追い込まれるかもしれないと感じた。
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リクードには、ベニー・ベギン氏に続き、ダン・メリドール氏が参加を表明した。ネタニヤフ首相(当時)を左派と同一視しリクードを離れたベギン氏に対し、メリドール氏はネタニヤフ首相の強硬さについていけずリクードを離れ中道政党を作った。おそらく、極右に見せないための措置だと思われ、国家統一党のエイタム党首はリクードへの参加を拒まれており、極右とみられているフェイガリン氏も党の主力メンバーになれないでいる。
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投稿者 moshe : 2008年11月10日 01:01
コメント
moshe様、おはようございます。
ベギン氏に続き、メリドール氏とも手打ちですか、このところ、ネタニヤフ氏の「人生太っ腹作戦」が続きます・・・。次はミロ氏の復党でしょうか・・・。ただ、メリドール氏の公認には、エーデルシュタイン氏などから異論もあるようですが。
エイタム氏のリクード入り希望は、むしろオーレブ氏との人間関係が、もはや修復不可能なほどに悪化していることが原因と思われます。ディズ・エンゲージメントの際も、エイタム氏は閣議決定の時点で閣僚辞任、それに対し、オーレブ氏は宗教学校の公的助成を重視しており、辞任したのも国会採決後でしたし。
投稿者 一刀両断 : 2008年11月13日 07:49