2008年02月10日
スデロット市民がエルサレムでデモ
2008年2月10日(日)14時のニュース
約250人のスデロット市民と支援団体が首相府前で、ロケット攻撃に対するより厳しい反撃を呼びかけた。同市民らは首相に、首相府から出てくるよう呼びかけ、一部の市民は警察と衝突。暴力的な衝突には発展しなかった。現時点では、デモ隊との会話に向け出てきた首相府関係者はいない。
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ハイム・ラモン大臣は閣僚会議で「イスラエルに向けロケット弾が飛ばされている間は、ガザ地区への電気提供を中止すべきだ」と強調した。同大臣はこれを「ロケット攻撃と電気提供中止の関係をはっきりさせるため」と説明した。
シャウル・モファズ大臣は「全てのテロ指導者に危害を加えるべきだ」と述べ、「なぜロケット攻撃への責任があるマハムード・アッザハールが攻撃を受けていないのか理解できない」と疑問を示した。また、アビー・ディヒテル大臣は「現情勢は、政治的決断や透明さの無さが特徴だ」と発言。一方、メイール・シトリット大臣は「ガザ地区の住宅地を選び、住民に避難勧告を出した上で、(住宅地を)消滅させるべきだ」と言明した。
ツィーピー・リブニー外相は「ヴィノグラード調査報告書が触れた政治的プロセスの改善を即時適用すべきだ」と述べた。また、「(改善は)戦争の遂行だけでなく、和平プロセスの進展にも必要」と指摘した。
エフード・オルメルト首相は「内閣は大きな責任を以ってヴィノグラード調査委員会の指摘どおり行動し、既に始めていた問題点の改善を、より活発に行っていく」とした。
【解説】
先週末、ガザ周辺の町やキブツなどに、カッサム・ロケット弾39発が着弾した。最も被害を受けているスデロット市民が首相官邸前でデモを決行。その後、エルサレムで道路を封鎖し、ロケット弾を投げたり、ロケット弾着弾前に聞こえるサイレン「ツェバ・ハアドム(※注)」を流したそうな。彼らの言い分は、ロケット弾の被害を受けている南部以外の国民は無関心すぎるので、普通の生活が送れないのがどういうことか少しでも分からせたいということ。デモ隊は、「ロケット弾による波状攻撃が終わらないのは、政府が行動しないから」と非難し、大規模な軍事作戦を呼びかけた。
明日はテルアビブの国防省前でデモを行う予定。エルサレムとテルアビブを結ぶアヤロン道路の封鎖も試みるとのこと。南部の長方行政長らは、来週ネゲブの主要各道路の封鎖すると警告した。
(※注)ツェバ・アドムは、カッサム・ロケット弾が着弾する前になるサイレンで、スデロットなどに設置されている。元々は「シャハル・アドム(赤い朝日)」という名前だったが、シャハルという名前の子供たちの抗議を受けて、現在の名前(意味は「赤い色」)に変わった。
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投稿者 moshe : 2008年02月10日 22:18