2008年01月26日
ガザ住民のシナイ半島流入続く
2008年1月25日(金)21時のニュース
テレビ局エルアラビアは「エジプトのフスニ・ムバラク大統領がエジプト治安当局に、ガザ地区・シナイ半島境界から撤退し、境界を封鎖しないよう指示した」と報道した。エジプト政府主要筋は「現情勢は数日間続く可能性がある」と指摘した。
週刊誌エルウスブの取材でエジプトのフスニ・ムバラク大統領は、「エジプトがガザ地区で自由な通行を許可した」とするイスラエルや米国からの非難に対し、「必需品を購入したガザ地区住民は既にガザ地区に帰還した」と述べた。エジプト治安当局は今日午後、ガザ地区からの流入阻止を諦め、数千人のパレスチナ人がエジプト領ラファで燃料や食料を購入するために、自由に通行している。
ハマス活動家は今日、エジプトへの圧力を強めるため、(前回とは別の場所で)新たに境界フェンスを破壊した。ハマスのタヘル・アヌーヌ報道官は「エジプトは、ラファ検問所で住民の通行や商品の行き来を可能にする、うまく計画された法的なシステムが必要だと理解しなければならない」と強調した。
ヨルダン、エジプトとカタールでは、ガザ地区封鎖に対する反イスラエルデモが行われた。アンマンでは8千人のイスラム同胞団活動家がデモ行進し、ガザ地区のハマスに、イスラエルに対する自爆テロの再開を呼びかけた。デモ隊は「アラブ諸国指導者らはガザ地区住民の救済に駆けつけない」と非難し、エジプトにガザ地区住民の自由通行を呼びかけた。
カイロでは2千人の市民がデモを行い、「ガザ解放」を呼びかけた。カイロのデモも、参加者の多くがイスラム同胞団の活動家。エジプト治安当局は、イスラム同胞団による、エジプト各地のモスクでのデモを阻止した。
ドーハでも数千人が土曜日の礼拝後にデモを行い、ハマス支援の声を上げた。
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投稿者 moshe : 2008年01月26日 05:54
コメント
PFLPのリーダーだったジョージ・ハバッシュ氏が鬼籍に入ったとのことですね。今や、対イスラエル強硬派はハマスに完全にお株を奪われる格好になってますし、ハバッシュ氏自身も、ずいぶん前から過去の人になっていた感があります。
それから、ムバラク氏が気を使うのは政局論的な意味合いもあると思いますね。ハマスは根をたどれば、エジプトの同胞団の流れを汲むわけですから。それに、民主的な選挙を本当にやれば、同胞団が政権を取る可能性もあるわけで・・・。
投稿者 一刀両断 : 2008年01月27日 18:02
>一刀両断様
先を越されてしまいましたが、ジョージ・ハバシュの件、27日付で記事にしました。
>それに、民主的な選挙を本当にやれば、同胞団が政権を取る可能性もあるわけで・・・。
そこが、イスラエルやアメリカが、中東の穏健独裁国家を支持する所以なんですよね。「ハマスのお友達」のイスラム同胞団がエジプトで政権を握れば、どちらも困るので…
投稿者 Moshe : 2008年01月27日 20:55