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2008年01月24日

ガザ地区:パレスチナ人数十万人が物資求めてシナイ半島に流入

2008年1月23日(水)18時のニュース

エジプト政府関係者や同国治安当局筋によると、エジプトは、ガザ地区からエジプト領ラファ市に流入した数十万人のパレスチナ人をガザ地区に戻すには、少なくとも来週初旬までかかると推測した。

イスラエルとエジプトは更なる流入を避ける方法について協議。イスラエル外務省の報道官は「国境フェンス突破の責任は、パレスチナとエジプトにある」と強調した。国連の推測によると、約35万人のパレスチナ住民がガザ地区からエジプト領に流入。内一部はガザ地区に戻った。

エジプトのムバラク大統領は「ガザ地区住民に流入を許可したのは、彼らが貧困により苦しんでいるため」と述べた。米国はガザ地区住民の流入に対し懸念を示した。米外務省の報道官は「エジプトも懸念している」と指摘した。

エフード・バラク国防相は「イスラエルはガザ地区における攻撃を中止しない」と述べ、エジプトによるパレスチナ人流入への監視に期待を示した。同国防相は「エジプトは昨日適切に行動したが、今日はそれほどでもなかった」と発言。また、「ガザ地区の電力は崩壊したのではなく、全体の2分の3の電力を提供した」とした。

ベルナール・クシュネル仏外相はバラク国防相との会談後に「エジプト領に流入したパレスチナ人の件で、同国に支援する用意がある」と強調した。



【解説】

ガザ地区南部のラファでハマスが検問所を爆破。数十万人のパレスチナ人が、食料、薬品、燃料などの物資を求めて、エジプト領のシナイ半島に流入した。ガザ住民にとっては不足している物資を得られるこれとない機会。

頭を抱えているのはイスラエルとエジプト。テロ組織が今回の流入を利用し、テロリストはシナイ半島に出し、武器をガザ地区に入れていると見られ、イスラエルではテロの強化を懸念している。特に、警備が比較的に薄いエジプト国境からのテロリストの流入を恐れている。また、ガザ地区とシナイ半島の国境が機能しなるという、イスラエルにとって最悪の事態となった場合、今後テロがやりやすくなるばかりか、攻撃もしにくくなる可能性もある。

エジプトもガザ住民がエジプト領内に残った場合について悩んでいる。また、国境が機能しなくなった場合、ガザ地区に対する責任がより大きくなるため、それも悩みの種。かといって力ずくで追い返すわけにもいかず、エジプトにとってもかなり深刻な問題。









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投稿者 moshe : 2008年01月24日 04:37

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