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2008年01月16日

速報:イスラエル・ベイテイヌが内閣から脱退

2008年1月16日(火)11時のニュース

イスラエル・ベイテイヌは内閣と与党から脱退する。党首のアビグドール・リーベルマン大臣は国会で行った記者会見で「オルメルト首相はアナポリス会議の前後に、主要問題についての交渉が始まれば脱退すると明確にしていた」と発言。同大臣は「アナポリス会議は、パレスチナとの交渉において、わが党が反対する、土地と平和の交換という考えを固定する」と強調。「パレスチナとの交渉は、土地交換や人口交換を基に行うべきだ」と付け加えた。




2008年1月16日(火)12時のニュース

イスラエル・ベイテイヌが与党からの脱退を決定した。同党のアビグドール・リーベルマン党首は「出きるだけ早い期限の選挙実施を支持する」と言明。同党首は「イスラエル・ベイテイヌがリクードとの合併について交渉している」との情報を否定し、「我々は党の議席数のために脱退したのではない」と強調。また、記者会見でアラブ系議員を「彼らはナスラーラやハレド・メシャルより有害だ」と非難した。

オルメルト首相はこれまでイスラエル・ベイテイヌが内閣に留まってきたことに感謝し、「残念ながら、リーベルマン大臣及び彼の党との見解の不一致が明らかになった」と述べた。同首相は「パレスチナとの交渉を続ける決心は固い」と強調した。

イスラエル・ベイテイヌの脱退に関するその他のコメントは以下の通り。

カディーマ所属のメイール・シトリット大臣は「現時点では、与党を強めるため、メレツとトーラー・ユダヤ教連合を加える必要がある」と述べた。一方、シャス所属のアリエル・アティアス大臣は「わが党はイスラエル・ベイテイヌとは関係ない」と強調し、「エルサレム帰属問題に関する内閣の政策によって今後の行動を検討する」と指摘した。

カディーマ所属のオトニエル・シュネイレル議員は「イスラエル・ベイテイヌは無責任に行動し、過去の右翼の間違いを繰り返している」と非難した。一方、リクードのギルアド・エルダン議員は脱退を賞賛し、「イスラエルの安全保障とエルサレムを守ることを決めたことを快く思う」と発言。国家統一党のベニー・エロン党首は「イスラエル・ベイテイヌの脱退はオルメルト内閣の終わりの始まりだ」と述べ、シャスと年金党にも脱退するよう呼びかけた。

メレツのヨースィー・ベイリン党首は、アラブ系市民に対するリーベルマン大臣の発言に触れ、「このような党と共に和平プロセスを進めるのは不可能だ」批判した。ティービー議員も「人種差別主義とファシズムは内閣における代表を失った」として発言を牽制した。



【解説】

イスラエル・ベイテイヌが内閣・与党からの脱退を宣言した。パレスチナとの交渉が始まった時点から、イスラエル・ベイテイヌが内閣に残るのか脱退するのかが注目されていたが、今日脱退を決定した。リーベルマンは、労働党内部の反対勢力などから、不安定だったオルメルト内閣の強化のため、2006年10月に内閣参加を呼びかけられ、これに応じた。しかし、アナポリス会議以降、パレスチナとの交渉が進むとベイテイヌと内閣の間に亀裂が生じ、脱退に繋がった。

ベイテイヌの脱退は、オルメルト内閣が弱体化が強まっている雰囲気を与えるため、与党のシャスや年金党にも大きな圧力がかかる。現時点では、早期選挙をしても特にはならないため、シャスは離脱を避けると思われるが、圧力が強まればその可能性も考えられる。とりあえず、内閣には参加しないものの、メレツが野党からの和平交渉支援を約束。








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投稿者 moshe : 2008年01月16日 20:27

コメント

はじめまして。この記事にリンクを貼らせていただいたのですが、トラックバック機能がないようなのでコメントさせていただきました。リンク元こちら↓です。

<イスラエル>極右政党が連立内閣から離脱
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080117/1200518155

特に内容はないのですが。よろしくお願いします。

投稿者 navi-area26-10 : 2008年01月19日 01:31

Moshe様、はじめまして一刀両断と申します。確か、30日でしたか、ウィノグラードの最終報告が出されるのは。リーバーマン氏の今回の行動は既に政権瓦解を見越した選挙運動の一環と思われます。それから、オルメルト政権に最終的に引導を渡すのは、今回もシャスかなという気が個人的にはします。過去のネタニヤフ、バラク政権もこの党の離脱で瓦解してますから。
リーバーマンという苗字はユダヤ人には多いですね、VOTE2008でマッケイン上院議員の応援団長をつとめているのはリーバーマン上院議員ですし。

投稿者 一刀両断 : 2008年01月19日 22:48

>navi-area26-10様

以前、SPAMでサーバーが壊れてしまって以来、トラックバック機能は使っていません。こういった形でコメント下さるのは構いませんが、ご了承ください。


>一刀両断様

確かにシャスの離脱で政権崩壊になる確立はあると思います。シャスもオルメルト内閣がいよいよ危ないとなったら、離脱するでしょう。どちらかというと、そんなに明確な政策は無く、内閣にいることに意味を見出している党なので…

また、リーベルマンの離脱は確かにヴィノグラード調査委員会の最終報告書提出を見据えての行動だと思います。ヴィノグラードの後に離脱しても、受けも悪いし、メディアもそれどこれではなくなるので…

ただ、オルメルト内閣は意外と底力を見せているんですよね。この強さは恐らく、各党が選挙を避けたがっているところにあるのでしょう。リクードも労働党もシャスも年金党も現時点での選挙は望んでいないように思います。国民も選挙に疲れているように感じられます(大した首相候補もいませんし…)。

ヴィノグラード報告書ですが、中間報告書であれだけ騒いでも持ちこたえた内閣なので、一時期批判が強まっても何とかなるのではないかというのが現時点での個人的見解です。

ただし、それは全て労働党に懸かっていると思います。労働党のバラク党首は、ヴィノグラード報告書の提出後に内閣から離脱することを公約しています。シャスが離脱しても何とか持ちこたえる方法はあるものの、労働党が離脱したらもう出す手がありません。

労働党は現時点で選挙を行っても恐らく勝てないので、もう少しオルメルト内閣に持ってもらいたいと思っているはずです。しかし、離脱しない場合にも人気が落ちることも考えられるので、全く否定することはできません。全ては労働党次第だと思います。

>リーバーマンという苗字はユダヤ人には多いですね

2000年の米大統領選の副大統領候補もジョー・リーベルマンでしたね。

投稿者 Moshe : 2008年01月20日 18:26

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