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2008年01月10日

オルメルト・ブッシュ、首相官邸で共同記者会見

2008年1月9日(水)20時のニュース

オルメルト首相は「ガザからのテロが止まない限り、パレスチナとの和平はありえない」と述べた。同首相はエルサレムで行われたブッシュ大統領との共同記者会見で「イスラエルもパレスチナも真剣に2民族2国家制を望んでいる」と付け加えた。

ジョージ・ブッシュ大統領は「イスラエルとパレスチナの交渉は困難なものであり、痛みを伴う妥協が必要であることは明確だ」と語った。同大統領は「オルメルト首相とアブー・マゼン議長が真剣だと考えていなければ、ここに来なかった」と指摘。また、「イスラエルは不法入植地を撤去しなくてはならない」とした上で、「パレスチナの土地がテロ天国になることは容認できない事を、アブー・マゼン議長に言明する」とした。

また、同大統領は「イランはこれまで世界への脅威であったが、現在も脅威であり、世界が核兵器に必要な知識の入手を阻止しない限り、これからも脅威であり続ける」と警告した。「過去に核開発の秘密計画があった国は、簡単にそれを再開することが可能で、非戦闘目的にウラン濃縮を出来る国は、簡単に戦闘用に切り替えることが可能だ」と強調。ホルムズ海峡で起こった事件については「ペルシャ湾で米国船を攻撃すれば、イランは大きな代償を払うことになる」と延べ、そのような行為を避けるよう勧告した。

記者会見に関するコメントは以下の通り。

国家統一党・国家宗教党のアリエル・エルダッド議員は「オルメルトとブッシュの宣言は、和平を推進する代わりに、イスラエルにとって脅威となる、パレスチナ・テロ国家の樹立を早めるだけだ」と非難した。同議員は「過去数年、米国が中東に関わるたびに、被害を及ぼした」と付け加えた。

メレツ党のヨースィー・ベイリン党首は「ブッシュ大統領の宣言は和平交渉を加速させ、今年中に合意に至る可能性がある」と述べた。一方、同党のザハバ・ガルオン議員は「自ら仕掛けた戦争で失敗した両首相は今、自らを平和の使途としてアピールしようとしている」と非難した。

ラアム・タアル党のアハメド・ティービー議員は「ブッシュは中東の不安定な状況の責任者だ」と批判した。「彼は和平ではなく、和平プロセスにしか興味がない」と付け加えた。



【解説】

エルサレム住民は、「どうせ外に出てもどこへもいけないだろう」と家にこもっていたんだとか。そのせいか、思ったより渋滞は無かったと事。

記者会見で特に新しいことは無かったが、ブッシュが間違ってパレスチナの帰還権を認めるような失言をしてしまったようで、オルメルトが驚いた顔でブッシュを見つめる場面があった(イスラエル政界では、帰還権は認めないことで意見が一致しているので、米国の大統領もそれに触れない暗黙のルールがある)。

西岸ではイスラエルよりも更に冷めた目でブッシュ訪問を見ているそうで、ガザ地区ではかなり大きな反米デモがあったとの事。また、ブッシュ訪問に合わせ、北ではカチューシャが着弾し、南ではカッサム・ロケット弾が飛んできた。「何を話そうが、俺達こそが現実だ」とテロ組織がアピールするため。









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投稿者 moshe : 2008年01月10日 06:12

コメント

やはりそうですか。相変わらず失言の多い人ですね。

投稿者 徹 : 2008年01月10日 16:26

エルサレムに居なくてよかったです(笑)。
ニュース、いつもありがとうございます!

投稿者 なみ : 2008年01月10日 22:57

>徹さん
本当にそうですよね。
首相や閣僚との食事会では内政干渉と取れるような発言を連発して、ライスに「Shut your mouth!」と書いたメモを渡されたそうです。


>なみさん
お久しぶりです。
そうですね。三面記事によると、封鎖された道路にある式場で結婚式があったらしく、車が通れないので、参加者は花嫁を含め、歩いて式場に向かったんだとか。

投稿者 Moshe : 2008年01月11日 18:12

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