2007年11月29日
「アナポリスの後が重要」ブッシュ米大統領
2007年11月28日(水)22時のニュース
ジョージ・ブッシュ米大統領は、ホワイトハウスのバラの庭で、イスラエルのオルメルト首相、パレスチナ自治政府のアブー・マゼン議長と会談した際に、「アナポリス会議は重要であり、希望も生まれたが、会議後の月日の方が重要だ」と述べた。同大統領は、両首脳が平和のために最善を尽くす約束したことを評価。「私も彼ら(オルメルトとアブー・マゼン)も平和が実現できないと考えていたならば、ここにいなかった」と強調。三者会談の前に同大統領は、両首脳と個別に会談した。
オルメルト首相の主要側近はブッシュ大統領との会談後に、「イスラエル代表は米国側から満足の声を聞いた」と述べた。同側近によると、米大統領及び側近は「会談は、イランに対抗する新しい選択肢の設置の一環」とし、「成功した」と言明。「アメリカは、近くから監視はするが、干渉のレッド・ラインを超えることは無く、両国に主張を強いることは無い」と付け加えた。
首相を含むイスラエル代表では、12が12日に始まる、接触の続行と合意の実現に関する、次期会談に関する会議が開始した。また、来月中旬、パリで行われる支援国会合への準備も開始した。
今日パレスチナはイスラエル領内に向け、20発の迫撃弾と2発のロケット弾を発射した。被害は無く、負傷者は出なかった。一方、イスラエル空軍はガザ地区南部にあるハマスの建物を攻撃し、パレスチナ海上警察官2人が死亡し、5人が負傷した。
【解説】
アナポリス会議の後の「私もあなたもがんばりましょう!一緒に平和を目指しましょう!」のような、一見良い雰囲気。とりあえず、オルメルトとアブー・マゼンが時々、リブニー外相とパレスチナのアブー・アラ元首相が2週間に一度会うことで合意している。2008年末の最終合意に向けた、交渉を続けるのが目的。
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中高教員のストが43日目に入った今日、議員40人がタミール教育相の辞任を呼びかける署名にサインした。これまで教育相のポストはおまけとして与えられ、教育と全く縁の無い人でもなることが出来た(リブナットのように)。そんな中、珍しく教育が専門(テルアビブ大学教育学部)の教育相となったのが、タミール教育相。同教育相は「改革無くして賃金だけを値上げすれば、状況はまた悪くなる」とし、教員組合の要求には反対の立場。教育改革が必要というのはイスラエルでも多くの人が感じていること。
先の学生デモから始まって、教育問題の「悪役」とされてしまっているわけですが、別に他の人になったからといって状況が良くなるわけでもなし。もうしばらくやらせてみても良いとも思うが、圧力が強くなれば、辞任の可能性も十分あり得る。オルメルトが現時点で閣僚を更迭するとは思わないが、人気を上げるために教育相を解任する可能性も無きにしも非ず。
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投稿者 moshe : 2007年11月29日 08:29
コメント
モーシェさん、
立派な日本語に驚きました。
アナポリス会議をインターネットで追っていたら、あなたのサイトにぶつかりました。とても貴重な情報です。今後も読ませていただきます。頑張ってください。
(社団法人)日本イスラエル親善協会会長 神藤燿
投稿者 神藤燿(JINDO AKIRA) : 2007年11月30日 23:57
神藤燿様
コメントありがとうございます。
イスラエルに来てからも、日本語を忘れないよう
心がけてきました。情報源としてご利用いただけるなら、
嬉しい限りです。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿者 Moshe : 2007年12月03日 10:29