2007年11月25日
サウジがアナポリス会議参加を表明
2007年11月24日(土)16時のニュース
アラブ連合加盟国の外相らは「アナポリス会議への招待を受ける」と述べ、「閣僚レベルの代表を派遣する」と発表した。サウジ外相のサウド・エルファイサル王子は「我が国は、平和について話し合うために、閣僚レベルの代表を持って会議に臨む」と言明した。
シリアは、アメリカがゴラン高原の帰属問題を議題に盛り込むことが、アナポリス会議参加への条件であることを再度強調した。同国のワリード・ムアリム外相は「(議題を盛り込む)要請はワシントンに送られ、ライス国務長官は好適な返事をした」と指摘した。
パレスチナ自治政府のアブー・マゼン議長は、カイロで行われたアラブ連合の外相会議終了後、「我々はアナポリスで、歴史的なチャンスを目の前にしている」と述べた。同議長は「我々は、出来るだけ早期に合意に至ることを望んでいる」と発言し、「ブッシュ大統領在任中に合意に至ることを願う」とした。
ガザ地区のパレスチナ首相イスマイル・ヘニヤは「アナポリスは、パレスチナやアラブがパレスチナの権利を犠牲にした譲歩をするよう誘惑する、危険なターニングポイントだ」と警告した。また、パレスチナ問題を消滅しようとする米政府の思惑に加担しないよう、アラブ諸国に呼びかけ、「パレスチナ人民は、理想を実現させ、完全な権利を勝ち取るまで、武装闘争を続ける」と強調。同首相はこれらの発言を、パレスチナのラマタン通信の取材に対し述べた。
【解説】
アラブ連合が、来週のアナポリス会議に閣僚レベルで参加することを決定。サウジアラビアも参加を表明した。シリアは、ゴラン高原の帰属問題を議題にすることを参加の条件としているため、まだハッキリとした返事をしていない。アラブ連合は、イスラエルが67年の国境まの撤退と、パレスチナ難民問題の解決への公約を条件として、イスラエルを承認することを提案している。イスラエルは、現時点では、まだ難民問題や国境などの「パレスチナ問題の核心」に触れない方針でいる。
アラブ連合、特にサウジの参加決定に対し、ハマスは「アナポリス会議への参加は、イスラエルによる占領の承認」として激怒。また「会議の目的は、先のレバノン戦争で失われたオルメルトの信頼復興と、米国によるイラン攻撃の意思の隠蔽だ」として、会議後に西岸やガザ地区でテロを増大させることを予告した。
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投稿者 moshe : 2007年11月25日 00:08