2007年11月19日
アナポリス会議に向け、労働党で中央委員会会議
2007年11月19日(日)19時のニュース
イスラエル政府首脳は「パレスチナがこれまでの全ての合意を撤回したため、アナポリス会議で発表される共同声明の作成は完了していない」と述べた。同首脳は「イスラエル政府は、別々の声明の発表を検討中だ」と発言。また「アラブ連合がどの国のどの階級の人物を送っても、イスラエルは受け入れる」と付け加えた。
パレスチナ側のアブー・アラ交渉担当側近は「元々、合意など無かったため、イスラエルはどのような合意からも撤回していない」と述べた。同側近は「アナポリス会議までに、共同声明には至ることは無いだろう」と推測。「最大の問題点に関する交渉を避けた」としてイスラエルを非難した。
---
エフード・バラク国防相は労働党の政策会議集会で「今まで無意味な希望を抱く事は無かった」と述べたものの、「パレスチナとの合意に至るための努力は辞さない」と発言。「和平プロセスを推進するため、アナポリス会議には参加する」と言明した。
オフィール・ピネス議員は同集会で、アナポリス会議に参加しないよう呼びかけた。同議員は「イシャイ大臣とリーベルマン大臣(イスラエル・ベイテイヌ党首)は、アナポリス会議を無意味なものとした」と批判。「党首がこのような茶番の一部になる必要は無い」と強調した。
アミー・アヤロン大臣は集会で「労働党は、イシャイ大臣とリーベルマン大臣による首相への圧力を緩める努力を十分に行っていない」と述べた。同大臣は「彼らの圧力は、アナポリス会議を無意味なものにした」と非難。また「現在問題とされるのは、いつ、どうやって内閣から脱退するかではなく、何故労働党が内閣に留まるのか、ということだ」と強調した。
アミール・ペレツ議員は「ロードマップ第一ステップの完了を、パレスチナとの交渉の条件にすべきではない」と述べた。同議員は「如何なる政策も、労働党の支持なくしては成功しない」と言明した。
シャスのエリ・イシャイ党首は「パレスチナとの交渉の危機は不思議なものではない」と述べた。同党首は、「パレスチナは、一方で和平の手を差し伸べ、一方でテロを続けている」とし、「パレスチナは交渉におけるステップを飛ばそうとしている」と批判。「アナポリス会議の最後に、別々の声明が提示されても、驚きはしない」と付け加えた。
2007年11月19日(日)20時のニュース
ガレブ・マジャドラ大臣は「パレスチナ国家は、イスラエルのアラブ系市民を含む、全てのパレスチナ人にとっての解決策だ」とするツィーピー・リブニー外相の発言を非難し、「重大な問題発言であり、説明を求める」と述べた。同大臣は「イスラエルのアラブ系市民のルーツはイスラエル建国前に既に存在していた」と発言。「彼らの市民権は問題として取り上げられるべきものでもなく、このような発言をするものは、民主的でなく、現実が見えていない」と付け加えた。
【解説】
アナポリス会議に向けた事前交渉は難航している。共同声明に至らない可能性も大。どちらにしろ、元々期待も少ないこの会議。誰もここから何かが生まれるとは思っていない。
---
労働党の中央委員会では、何の決定も無く、バラクは党内の和平交渉支持者からも、オルメルト政権反対者からも非難を受けた。エフライム・スネ議員は、パレスチナとの交渉を呼びかける自らの提案が、多数決の議題に挙がらなかったことに触れ、「アナポリス会議前に党内の主張をはっきりさせないため」として非難。一方、オフィール・ピネス議員は「アナポリス会議は、オルメルト内閣を存命させるためのものだ」と非難し、「会議には、お茶会以上の意味は無い」と強調した。
.
.
.
.
.
.
.
.
■ 人気ブログランキングに参加しています。
クリックで応援お願いします。
投稿者 moshe : 2007年11月19日 06:58