2007年11月02日
アブー・マゼン議長、ハマス幹部と会談
2007年11月2日(金)15時のニュース
ラビン首相の暗殺者イーガル・アミールが2日後刑務所内で長男の割礼式を行うことに対し、控訴が3件提出された。行政裁判所は「テルアビブ地裁のツヴィ・グルフィンカー裁判官の判決は理にかなっている」として判決を擁護。刑務所内での割礼式に反対する控訴は「社会変化の会」、労働党の「11月4日の会」と広報活動家のラニ・ラハブ氏は提出した。
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パレスチナ自治政府のアブー・マゼン議長は今日昼、ラマーラの議長府で、挙国一致内閣で副首相を務めたナセル・シャエルを含む、ハマス幹部4人と会談した。同議長がハマス関係者と会談するのは、ハマスによるガザ占領以来初め以降初めて。
会談後シャエル氏は「会談では、内政について前向きに話し合った」と述べたものの、「これはハマスと自治政府議長の公式な会談ではない」と強調。同じく会談に同席したフセイン・アブークウェークは「アブー・マゼンは我々を金曜日の礼拝に招待した」と指摘。「この会談が、国家統一へ向けた第一歩であることを願う」と付け加えた。
アブー・マゼン議長の顧問アハメド・アブデル・ラハマン氏はハマス幹部が会談に招待されたことを否定し、「議長がハマスとの接触を再開するのは、ハマスがガザ地区におけるクーデターについて謝罪し、占拠した建物から撤去した後のみだ」と強調した。同氏は「ハマス幹部らは会談で、アブー・マゼン議長への支持を約束し、ガザ地区におけるハマスの行動を牽制した」と述べた。
【解説】
ラビン首相暗殺で終身刑を受けていたイーガル・アミールは2004年に獄中婚したと発表。2005年には、宗教裁判所が結婚が合法であると断定。2006年2月には、マズーズ検事総長が結婚を容認した。同年3月、刑務局が人工授精を容認。2007年10月に息子が生まれている。アミールは刑務所から出ることが出来ないため、生後8日に行われる息子の割礼式は刑務所で行われることになった。また、皮肉なことに、割礼式が行われるのは、偶然にもアミールがラビン首相を暗殺した11月4日となった。
投稿者 moshe : 2007年11月02日 23:38
コメント
獄中婚、人工授精、獄中割礼がOKだなんて、保守的なのか先進的なのかわからない国ですねえ。
投稿者 徹 : 2007年11月04日 18:27
そうですね。
獄中割礼を許可したテルアビブ地裁の裁判官もかなり悩んだあげくの判決だったようです。個人の人権と多くの国民の気持ちがぶつかり合っているので…
ちなみに、マズーズ検事総長は獄中割礼の許可についてラビン首相の娘ダリヤ氏に「割礼が刑務所の外で行われていれば、メディアの注目を引き、殺人犯の思想が全国ネットで発せられていたでしょう… 刑務所内で行えば、割礼式は政治的に利用されることなく行われるでしょう」と語っています。
投稿者 Moshe : 2007年11月04日 22:42