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2007年11月16日

「イランの協力は不十分」IAEA報告書

2007年11月15日(木)22時のニュース

米国は「イランがウラン濃縮を続けている」とするIAEAの報告書を受け、「イランに制裁を加えるよう、国連安全保障理事国に圧力をかける」と予告した。ホワイトハウス報道官の発言。ザルメイ・ハリルゼイド米国連大使は、イランに対する追加制裁の決定を阻止しないよう中国に呼びかけた。同大使は「イランはウラン濃縮に加え、重水を用いる核施設の建設を続けている」と強調した。

IAEAはイランに核開発に対する重要な質問に答えるよう呼びかけた。IAEAの報告書は「イランの協力は改善したが、十分ではない」と指摘。「イランは、核開発の公開を迫られている」とした。また、同報告書は「国連安全保障理事会の警告にも拘らず、イランは核開発を推進した」と明記。「イランは遠心分離機3000機を利用しており、産業に使える量の核油を保有している」と付け加えた。


イランは「IAEAの報告書は、イランの核開発が軍事目的ではないと証明している」と主張した。IAEAとの交渉を担当しているサイード・ジャリリ氏は「イランへの追加制裁は、IAEAとの協力に障害を及ぼす」と指摘した。

イスラエルのマガリ・ワハーバ外務次官はIEAEの報告書を「IEAEとムハマド・エルバラダイ事務局長の虚弱性の表れだ」として非難した。同次官は「エルバラダイがより強固ではっきりした政策を打ち出せないのなら、辞任すべきだ」と強調した。

【解説】

IAEAは、イランが核開発に関する文書を提示し、核開発に関わっている主要人物からの聴取を許可したと報告。イランが提示した情報はこれまでの情報と一致しているとした。しかし、一方では、「新たな遠心分離機を作っている施設への進入をIAEA監査官に許可しない」などとして、協力が不完全であると伝えた。報告書から理解できるイランの協力の度合いに関する解釈は、安全保障理事会における中国とロシアにかかる圧力に比例する。
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投稿者 moshe : 2007年11月16日 09:47

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