2007年10月28日
リーベルマン大臣、内閣残留への条件を提示
2007年10月28日(日)8時のニュース
パレスチナ自治政府のアブー・マゼン議長は「オルメルト首相には合意に対する真剣さが伺えるが、最終合意に関してはまだ多数の相違点が存在する」と述べた。クウェート紙アライの取材に対し、同議長は「ガザ地区での行動(注1)を撤回すれば、ハマスとの交渉を再開する用意がある」と指摘。また「ハマスが西岸の占領を意図としている、との情報が自治政府にはあるが、そのような計画は必ず失敗する」と警告。同議長は「ハマスはイスラエルと関係を持っている」と指摘し、関係について告白する勇気を持つようハマスに呼びかけた。
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サウジ紙アルワタンは「2週間後、ペレス大統領、アブー・マゼン議長とトルコのギュル大統領による首脳会談がトルコで行われる可能性がある」と報道した。パレスチナのナビール・マアルフ駐トルコ大使は同紙に「会談では、西岸北部とヘブロン山南部に産業地帯を作るというトルコの計画を討議する予定」と説明した。
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アビグドール・リーベルマン大臣は、パレスチナとの合意に、土地交換と二つの民族国家並立を盛り込むよう、オルメルト首相に要求した。アナポリス会議に向け今日、自党の内閣残留の条件を首相に提示したもの。主な条件は、パレスチナがテロ組織を解体する前にイスラエルが交渉を行わないこと、エルサレムの聖地はイスラエルの統治下に置くこと、イスラエルを横断してガザと西岸をつなぐ道路を建設しないこと、パレスチナ難民のイスラエル国内への帰還を絶対に容認しないことなど。
政府首脳は「アナポリスで紛争の主要な争点が議題とならないことを、リーベルマンは知っている」と述べ「リーベルマンの要求は多くの閣僚が以前から支持してきた点に過ぎない」と付け加えた。一方、アハメド・ティービー議員は「入植地の解体と入植者の排除無しに和平合意はありえない」とリーベルマン議員の要求を批判。「最終的に67年の国境が国境となり、東エルサレムがパレスチナ国家の首都となることは自明だ」と強調した。
【解説】
日本から帰ってきました。色々な人と出会うことも出来、とある大学で中東問題について話もさせていただき、いい経験になりました。イスラエルにいない間、色々な事もあったようですが、その辺については、近いうちにまとめて書いておきます。
さて、11月にメリーランド州のアナポリスで和平会議が行われることが決まりました。内閣残留に関する、リーベルマンの要求はこれまでのイスラエルの見解と大体似ているので、何か新しいものが含まれているようには思えません。ただ、「土地交換」は少し違い、入植地とイスラエルの現在の土地(アラブの町など)を交換するといったもの。
(注1)ハマスによるガザ地区の占領
投稿者 moshe : 2007年10月28日 19:53