2007年06月08日
オルメルト首相、シリアに和平交渉のメッセージ
2007年6月8日(金)6時のニュース
イェディオット・アハロノット紙は、オルメルト首相がシリアのアサド大統領に「和平とシリアのテロ援助の停止を条件として、イスラエルはゴラン高原を返還する用意がある」とする秘密のメッセージを送ったと伝えた。同紙によると、ドイツとトルコがメッセージの仲介を務め、独立記念日にオルメルト首相とブッシュ大統領が電話で話した際に、同大統領は、交渉開始に青信号を出した。
イスラエル政府高官は今朝、「首相は、今週の外交防衛委員会で、シリアが無条件の直接交渉に応じれば、交渉を開始できると発言した」と述べた。委員会では他に「シリアの、シニオラ政権打倒への試み、テロ援助、イランとの関係や、イラクにおける対米攻撃などの理由から、米国は仲介役を拒んでいる」との意見が上がった。
エリ・イシャイ大臣は「内閣会議で、そのような(シリアとの交渉に関する)情報は得ていない」と述べた。同大臣は取材に対し、「シリアが本当に平和を望むならば、シリア大統領はイスラエルを訪問すべきだ」と強調。また「シャスは、和平を条件とする占領地変換に賛成している」としたものの、ゴラン高原には触れず、「報道機関を経て交渉をするつもりはない」と言明した。
シャスの宗教理事会は、大統領選でシモン・ペレス候補を支持することを、満場一致で決定した。同候補はシャスのエリ・イシャイ党首に電話し、決定に感謝し、感謝の気持ちを同党の霊的指導者オバディヤ・ヨセフ師に伝えるよう要請した。イシャイ党首は理事会の決定を「数十年にわたる、ペレスのユダヤ教への貢献に対する感謝」と説明した。
米国は、今週のはじめに「イスラエル国家殲滅への秒読みが開始した」と発言したイラン大統領を非難した。米外務省のショーン・マッコーマック報道官は「これは、イランを国際社会から遠ざける数々の発言の中でも、最後のもの」と発言。同報道官は「イラン大統領による、イスラエル殲滅や、ホロコースト否定会議への集中は懸念すべきもの」と強調した。
播其文国連事務総長は「イラン大統領の発言に驚き、ぞっとした」と述べた。同事務総長は声明で「イスラエルは、国連にとっては、長く、十分なメンバーであり、他国と同様な義務や権利がある」と指摘。イスラエルのダニー・ギラーマン国連大使は、同事務総長の発言に対し、感謝の意を示し、国連安全保障理事会も、イラン大統領の発言を非難する希望を示した。
投稿者 moshe : 2007年06月08日 21:05
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