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2007年03月18日

パレスチナ挙国一致政権樹立

2007年3月17日07:00 FM95 のニュース

パレスチナ自治政府のアブー・マゼン議長は、パレスチナ評議会の承認を得た数時間後、挙国一致政権を宣誓させた。宣誓式は、ガザ市とラマーラ市で同時に、ビデオ会議方式で行われた。内閣は、ハマス活動家9人、ファタハ活動家6人、無所属15人の、計24人から構成されている。第11代となるこの内閣は、パレスチナ史上初の挙国一致内閣。

イスマイル・ハニヤ首相は「パレスチナ内閣が提案している停戦は、イスラエルによる暗殺、逮捕を含む如何なる軍事活動もの停止や、検問所の撤去が条件だ」と述べた。同首相は、(イスラエル刑務所で服役中のパレスチナ人囚人釈放の日程と、方法の提示を要求。また「私が提案するターディヤ(休戦?)は、ハマスが76年国境内のパレスチナ国家が条件の長期休戦を呼びかけるハマスの提案とは違う」と強調した。


ノルウェーはパレスチナ自治政府との関係を再開した。ノルウェーのヨーナス・ガール・ストーレ外相は「ファタハとハマスの与党は、世界の要求を満たすための一歩を踏んだ」と発言。

【解説】

パレスチナ2大政党が構成する、挙国一致内閣が樹立しました。これまでハマス内閣との接触を避けてきた欧米の対応が注目されています。

内閣の公約で注目すべきなのは2つの点:
1.パレスチナ内閣は、難民が自分の土地に帰る権利と、占領に反対する権利を守る
2.パレスチナ内閣は、PLOが調印した合意と国際法を尊重する

結局イスラエル承認については触れず、これまでの合意に関しても「尊重する」に留まっています。宣誓式でも「我々はイスラエルに平和の手を差し伸べる。双方の如何なる暴力をも非難する」としたアッバス議長の後に、ハニヤ首相が「イスラエルの占領に対する反対は、どんなものであっても正当」としていて、結局この内閣はこれから何をするのか見当がつかない。


挙国一致政権樹立への対応:
イスラエル → 「新内閣とは接触しない」や「アッバス率いる穏健派は小数になっている」などとする一方、「新内閣の多数はオスロ合意に関わり、既にイスラエルとの合意に調印した人物であるため、すぐに交渉を開始すべき」との声(マジャドレ議員)も一部ある。

アメリカ → 「新内閣の公約は厄介」
EU → 樹立を賞賛するも、議長国のドイツは「内閣の行動を見て対応を決める」としている。
ノルウェー → 国交回復

投稿者 moshe : 2007年03月18日 07:13

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