2007年01月26日
カツァブ大統領、職務停止。イツィク議長が暫定大統領
2007年1月25日18:00 FM95 のニュース
ダリヤ・イツィク国会議長は、今から暫定大統領となる。国会委員会は「3ヶ月間職務遂行が不可能になった」とするカツァブ大統領の発表を承認した。この間、カツァブはまだ大統領とみなされるため、起訴することは出来ない。ルハマ・アブラハム委員長は「委員会は日曜日に、大統領の罷免に必要な手順を固める」と発表した。
イツィク暫定大統領は「大統領府の継続を守るため、必須業務は行うが、それ以外のことはしない」と公約した。同暫定大統領は「時間が来ても、大統領に立候補しない」と言明し、「イスラエルの司法や警察に対し完全な信頼がある」と述べた。
イスラエル記者連盟とテルアビブ記者団体は、「自制が無い」とする、大統領の報道機関に対する攻撃を非難した。同団体らは記者代表機関に出した声明で「カツァブ氏には、発言を撤回し、記者への謝罪を要求する」と強調。声明は「記者は自らの職務を忠実に、ひいき無しに行い、言論の道徳を守っている」と述べた。
大統領の告発者の1人であるAさんは、テルアビブの簡易裁判所に、大統領側近である、アムノン・ショムロン弁護士の中傷に対する訴状を提出した。Aさんは、同弁護士がラジオの軍放送に対し「彼女は元売春婦であること知っている。今は、狂気の中にいる」と述べたことに対し、5万シェケルを要求した。
ショムロン弁護士は訴状を受けた場合、答弁を提出する。
パレスチナのヘニヤ首相は「イスラエル政治の上層部は、汚職と姦通に感染しているため、パレスチナを占領し続けることは出来ない」と述べた。同首相はガザの集会で「シオニズムは衰退しており、未来はパレスチナのものだ」と強調した。
【解説】
カツァブ大統領が職務停止を申請。国会委員会はこれを承認した。これにより、ダリヤ・イツィク国会議長が暫定大統領となった。
カツァブの演説への対応は「国を象徴する大統領が国の機関を罵倒するのはおかしい」、「自分だけが正しく、他全員が悪いと言うのは理にかなっていない」、「結局カツァブは疑惑に全く触れず、攻撃だけを行った」という意見が多いようです。
ヘニヤの発言に対しては、汚職と占領はイスラエルの大きな問題だが、その二つは関係ないのではないでしょうか?
また、昨夜の演説に対する、報道機関の対応も載せておきます。
*大統領の主張:「メディアは大統領の意見を訊かなかった」
メディアの対応:「報道機関は再三、事件に対する大統領のコメントを求めたが、大統領は何も述べようとしなかった」
*大統領の主張:「メディアは告発者の意見のみ取り上げてきた」
メディアの対応:「報道機関は、事件の間、側近、家族、弁護人など大統領関係者を取材してきた」
*大統領の主張:「私は、大統領の特権を撤回した」
メディアの対応:「撤回していないため、起訴が不可能となっている」
*大統領の主張:「事件発覚以来、一度も嘘はつかなかった」
メディアの対応:「マゾズ検事総長との会談を否定したが、実際は行われていた」
*大統領の主張:「2チャンネルは、長い間私の血を流してきた。ムハマド・ダハランを取材するために、約束していたインタビューをドタキャンした」
2チャンネルの対応:「インタビューの中止があったのは6年前の話で、今回の事件とは関係ない」
参考:民間テレビ2チャンネルと10チャンネル
投稿者 moshe : 2007年01月26日 09:35
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