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2006年10月24日

イスラエル・ベイテイヌ入閣

2006年10月24日08:00 FM95 のニュース

労働党のダニー・ヤトム議員は、アビグドール・リーベルマンの戦略的脅威担当大臣指名を「イスラエルの政治をかつて無かった谷間に突き落とす悪い冗談だ」として非難した。取材に対しヤトム議員は「内閣は右に引っ張られる大きな打撃を受け、極右内閣になろうとしている」と発言。「指名の目的はイスラエルの戦略的危機に対するものではなく、オルメルト内閣の戦略的危機に対するものだ」と牽制した。

(同じく労働党の)シャローム・スィムホン大臣は、労働党中央委員会が、労働党の内閣残留を支持すると予測した。スィムホン大臣は「労働党内には与党に残りながら、いないように振舞おうとする党員がいる」と述べた。

リクードのギルアド・エルダン議員は「リーベルマンの入閣は、民族主義陣営からの分離だ」と非難した。「いままでリーベルマンが掲げてきた理念は、政治的生存、レバノン戦争の国家調査委員会、本来結婚出来ないものへの解決法、入植地撤去や一方的撤退という利害関係のため消えてなくなる」と述べた。

カディーマの)ロニー・バロン大臣はリーベルマン指名に対する非難を退けた。バロン大臣は「イスラエル・ベイテイヌは真剣で安定した政党であり、乱暴に振舞う他の政党とは違う」と発言。また「イランの脅威を担当する大臣が多すぎないか?」との問いに対しては「いればいるほど良い」と答えた。

【解説】

イスラエル・ベイテイヌの入閣が決まり、与党は78席となった。リーベルマンは副首相と戦略的脅威担当大臣となり、イランなどの「脅威」に対するイスラエルの決定に参加できる合意。また、他にも防衛関係の会議などに参加できるようになる。今後、防衛相になることを見据えているのだろうか?

カディーマとの他の約束は、体制改革を支持することと宗教的に結婚が認められていない人への解決法を見つけること。体制改革は国家元首により大きな権限を与えること。結婚問題は、イスラエル・ベイテイヌの支持者であるロシア系移民の中に相手がユダヤ人でないという理由から、宗教的に結婚が認められていない人が多いから。


リーベルマン入閣に対し、右からも左からも非難が来ている。左からは内閣に対する非難。「内閣の生存のために右によりすぎ」というもの。右からの非難はリーベルマンに対する非難。「内閣に入るために右の理念を捨てた」というもの。

【ロニー・バロン】

イスラエルの内相。国会議員。カディーマ党幹事長。

―――

1948年、テルアビブで生まれる。

1997年、バロン・ヘブロン事件の中心にいた人物。バロンの内閣法務顧問任命への批判が強まると辞任を余儀なくされる。その後、2003年にリクードより国会入り。国会委員会に任命される。

カディーマ結成と共に転籍。2006年1月、資源開発相兼科学技術省に任命。同年5月、内相に任命される。

投稿者 moshe : 2006年10月24日 16:01

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