2006年08月16日
しばらく休みます
1週間後に最後のレポートを提出します。それまで、かなり忙しくなるので、勝手ながら、しばらく休ませて頂きます。更新は23・24日ごろになると思います。代わりに、今日ニュースで出た、かなり大きい記事について説明します。
事件は今日のマアリブの朝刊から始まりました。ハルーツ参謀総長が、兵士が拉致されたにの昼、自分が持っていた株を売ったそうです。同日、戦争が勃発し、テルアビブの株価は一気に落ちています(その後回復)。
問題となっているのは次の点。まず、兵士が拉致された時点では、まだ戦争に発展することは誰も知らなかったはず。ハルーツ参謀総長は、国民が知らなかった情報を個人的な目的に利用したのか?という問題。
次に、兵士拉致事件で政府関係者も軍関係者も皆忙しいときに、急ぎでない個人的なことをしていたのか?という問題。特に、それをやったのが、兵士を殺された軍の長だったことが、問題をさらに大きくした。
また、北部の住民や兵士特に予備役兵が軍に不満を持っている。こんな時に、こんなことが発覚したら、良くて任期更新中止、悪くて即クビという事にまるかも知れない。今回の戦争で、「誰かが責任を取らなくてはいけない」という考えが大きくなっているだけに、ハルーツにとっては痛いと思う。
初の空軍出身の参謀総長としてスタートしたハルーツだが、そんな経歴から、彼を良く思わない人も軍の中にいるのだと思う。ハルーツ自身は辞任は無いといっているが、参謀や戦闘に参加した上級将校などは、「撤退と共に即時辞任すべき」と述べている。
理由は「兵士が殺され、他の兵士は奪還のために戦い、参謀総長自身も『兵士が帰らなければレバノンを20年前に戻す』と発言していた中、そのような行為をしたのは、明らかに道徳的問題がある」とのこと。
ハルーツは株を、兵士拉致から3時間後に売ったことを認め、発覚については「私に対する卑劣の行為。誰かが発覚の後ろにいるのは間違いない」と非難。「私は市民でもあり、生活もある。これはいわれの無い汚名だ。それ以外のことで考えるのは相応しくない」と述べた。
バンク・ハレウミーは、誰がマアリブに情報を流したか探している。
まあ、今回は犯罪があったわけでもなく、道徳的な問題。「重大な問題」と言う人もいれば、「個人の自由」という人もいる。ハルーツを攻める人もいれば、記者を攻める人もいる。戦中のハルーツの行動を非難する人もいれば、賞賛する人もいる。全員が全員ハルーツを攻めているわけでもない。どちらかというと、「ハルーツを戦争のスケープゴートにしようとしている」として、メディアに対する非難のほうが大きいかの知れない。
投稿者 moshe : 2006年08月16日 05:43
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