2006年07月28日
民間人拉致殺害の可能性
2006年7月27日07:00 FM95 のニュース
ヨルダン川西岸地区のアブース村近辺で炎上したイスラエルの車の中で、焼死体が発見された。車は昨日から行方不明になっていた、ヤキール町住民のもので、警察は拉致殺害されたと推測している。国防軍は、特にラマーラ、ナブルスとジェニン周辺で、パレスチナ武装組織に兵士や一般人を拉致する意思があると指摘した。
国防軍は、ビント・ジベール戦から教訓を得て、地上戦前の砲撃や爆撃を制限する意向。昨日、外交防衛議会は3つの予備役部隊の召集を決定し、国防軍は来週にも実行に移す予定。国防軍は、「召集される予備役部隊の多くは他の地域に配置され、少数がレバノン国境に派遣される」と述べた。
イスラエル空軍は、昨夜も爆撃を続行した。バアル・ベックのヒズボラ基地、ロケット弾発射機、またヒズボラが利用していた建物、テント、トンネルやガソリンスタンドも爆撃した。ビント・ジベールとマルン・アラースの地上戦も続き、イスラエル軍はレバノン南部への砲撃を続けている。
イスラエルは、仲介を経て、シリアを攻撃する意向が無い事を、ダマスカスに伝え、予備役部隊招集が、レバノン危機の為だけである事を強調した。
ロンドンで発行されている新聞エル・ハヤットは、「拉致兵士に関する、イスラエルとヒズボラの交渉が、ドイツの仲介で開始した」と報道した。記事によると、交渉は1週間前国際赤十字の計らいで開始した。
しかしヒズボラは未だに、条件無しの拉致兵士に関する情報を提供を、拒否している。ヒズボラは1週間前、仲介を経て、イスラエルに釈放を望む囚人のリストを送った。
駐米イスラエル大使は、近いうちはアメリカは停戦計画を提示しないと推測している。エルサレムの外務省に送った文書で、ダニー・アヤロン駐米大使は「ワシントンはヒズボラとの戦いを、テロとの世界戦争に重要と見ている」と述べた。ライス米国務長官は明夜、イスラエルを再度訪問する予定。
【解説】
イスラエルは更なる予備役召集を決定。戦闘が更に激戦化す可能性もあるが、水面下での交渉は続いているよう。
【ビント・ジベール】
レバノン南部の町。イスラエル国境のすぐ近くに位置する。人口は15,000人。ほとんどがシーア派イスラム教徒。
1972年、PLO活動家を国境から遠ざけるという目的で、イスラエルはビント・ジベールを占領。イスラエルは1978年、再度町を占領し、2000年まで南レバノン軍の管轄に入る。PLOと敵対していたキリスト教系レバノン人に、イスラエルでの労働許可を与える際、便と・ジベールの住民にも同趣旨の許可が与えられ、町には民間病院などが建設される。
2000年のレバノン撤退の際には、ヒズボラが町に入ってきた。
投稿者 moshe : 2006年07月28日 14:38
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