2006年07月21日
今後の展開について
2006年7月20日23:00 FM95 のニュース
ロッシ・ピーナ近辺に先程カチューシャ4発が着弾した。負傷者は出なく、被害は無い。また今夜ガリレア北方の空き地にカチューシャが6発着弾。他の町にも3発着弾した。いずれも被害は無かった。
アビビーム北方のメロン・アラースでヒズボラとイスラエル国防軍の銃撃戦となり、兵士6人が負傷した。国防軍によると、軍は10のテロ組織の活動家を殺害した。また、対戦車ミサイルによる攻撃により、兵士3人が負傷した。イスラエル戦闘部隊は国境より1.5kmの地点で活動を続行。空軍も同じ地域で活動している。
国防軍はアビビーム北方で軍事用に利用されていた防空壕を発見。防空壕の中では、イスラエル北部への攻撃に利用されていた、レロレータ発射機を含む多くの武器が発見された。
テレビチャンネル「アル・マナール」は、ヒズボラによる国防軍からの戦利品とされる武器などを展示した。ヒズボラによると、これらの戦利品はアビビーム北方の戦闘で得たもの。
展示された「戦利品」にはM16銃、銃倉、手榴弾、テフィリン(ユダヤ教の礼拝に使う道具)などが含まれている。アル・マナールは「この他にも多くの戦利品を得た」と報道した。
米下院は大多数でイスラエルを支持しヒズボラを非難する決定を出した。410人の下院議員が決定に賛成し、8人が反対した。下院は、拉致された兵士を返し、イスラエル北部への攻撃を停止し、ヒズボラ解体を決定した安全保障理事会決議1559を実施するよう呼びかけた。2週間前、上院も同趣旨の決定を下した。
オルメルト首相は、ライス米国務長官の要請に応じ、キプロス経由レバノンへの人道支援を許可した。支援はイスラエルと連携して行われ、イスラエル海軍は支援としてレバノンに送られる全ての運搬を捜索する。
警察はカチューシャ砲弾を発見した場合、直ちに通報し、砲弾には近寄らないよう警告した。砲弾が落下したとされる空き地は、砲弾がまだ残っている可能性があるため、未だに立ち入り禁止となっている。警察は繰り返し、カチューシャは危険であるため絶対に触らないよう忠告した。
【解説】
今日、最後の試験が無事に終わり、やっと自由になりました(後はレポート2本を来月末までに書くだけ)。映画館に行ったりと、久しぶりにのんびりする事が出来ました。見た映画は現在上映中のイスラエル映画『ハブア(The bubble)』です。何か切ない映画でした。映画については、また今度にでも解説しておきます。
さて、戦闘が長引き、いつ終わるか分からない状態になっています。新聞で今後の進展が分析され、可能性の有る展開がいくつか載っていたので、紹介したいと思います。
1.停戦協定
ライス国務長官が中東訪問。停戦協定が結ばれる。第1段階ヒズボラとハマスが兵士を返還、攻撃停止。南レバノンでは多国籍軍が、ヒズボラによる北部攻撃を防ぐ。第2段階として、イスラエルがハマスの議員と囚人数百人をアッバスの為に釈放。レバノン政府がレバノン軍を南レバノンに配備。
2.レバノン戦争泥沼化
ヒズボラが兵士返還の前提として、数百人の囚人の釈放を要求。オルメルトは拒否。国際社会は諦めて、決着がつかない戦闘が長い間続く。イスラエル政府は戦闘部隊を送ることを決め、ヒズボラとの長い戦いが始まる。
3.ヒズボラ降伏
イスラエル空軍がナスラーラを暗殺。ヒズボラは後継者を見つけられず、降参する。
4.イスラエル撤退
パレスチナのテロ組織が、イスラエル各地でテロを展開。イスラエルはガザ・レバノン・国内と前線が3つとなり、手に負えなくなる。オルメルト・ペレツの支持率はどんどん下がり、停戦をイスラエルに好ましくない条件で受け入れる。
5.イスラエル空軍誤爆
ヒズボラ幹部を殺すつもりで撃った爆弾が、学校などを爆撃。多くの子供を含む数十人が死亡。その光景は世界各地で報道され、イスラエルは攻撃の正当性を失う。イスラエルは数百人の囚人を釈放し、ナスラーラはヒーローとなる。
6.兵士奪還
イスラエル情報機関が兵士の場所を当て、戦闘部隊が兵士奪還に成功。ヒズボラは外交カードを失い、停戦に応じる。囚人釈放無しに、北部への攻撃は収まる。
7.前線拡大
ヒズボラがハイファの化学工場とテルアビブを爆撃。イスラエル人数十人が死亡。イスラエル空軍は報復としてダマスカスを攻撃。政権崩壊を恐れるアサドはイスラエルに向けてスカッド・ミサイルを発射。シリアと軍事協定の有るイランも参戦をにおわす。
投稿者 moshe : 2006年07月21日 06:39
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