« 「ポラード釈放に全力で努める」年金党エイタン党首 | メイン | イラン宗教的少数派に布切れ着用義務?カナダ紙報道 »

2006年05月19日

パレスチナ警察とハマスが衝突

2006年5月19日07:00 FM95 のニュース

パレスチナ警官とハマス・メンバーがガザ市で衝突。交戦の結果、パレスチナ警官2名、ハマス活動家1名、ファタハ活動家1名の計4名が負傷した。

数名が警察署に接近し、警官とハマスが設立した新治安部隊に向け発砲。ガザでは、この攻撃の目的は、パレスチナ警察とハマス系治安部隊を争わせるのが目的との見方をしている。

ライス米国務長官は、パレスチナ治安部隊内の抗争に懸念を示し、パレスチナ指導部に治安改善に努めるよう呼びかけた。同長官は「米政府は、アッバス議長が権限で各組織を支配し、各組織は議長の指示に従うべきだと考えている」と付け加えた。


エフード・オルメルト首相は「現在、パレスチナに人道危機はない」と発言。しかし、「イスラエルはガザ地区で不足している医療品を購入し、パレスチナに渡す」と指摘した。

ニューヨーク・タイムズ紙の取材に対し、オルメルトは「イスラエルはパレスチナから徴収した税金で薬品を購入するが、必要であれば、イスラエルの資金も使用する」と述べた。

【解説】

しばらくパレスチナ関係のニュースを書いていない間に、ハマスとファタハの関係がどんどん悪化していた。特にハマスが選挙で勝ってからは、双方の抗争が目立っている。アッバスは今日の新聞で「ハマス内閣は3ヶ月以内に失脚し、再選挙となるだろう」と言っているし、どうなる事やら…

−−−

ちなみに、カツァブ大統領の後任に元アシュケナジー(欧州系ユダヤ人)代表のラバイ、イスラエル・ラウを就けようとする動きがあるようだ。歴代大統領は皆世俗派だったので、本当にそうなったらかなり異色の大統領となるだろう(ちなみにラバイ・ラウはホロコースト生存者)。

他に、大統領選立候補を目指しているのは、労働党のベンエリエゼル元国防相。これもまた、今までの大統領と違うように見える。当選したら、カツァブより更に影の薄い大統領となる気がする。

まあ、大統領はほとんど権限がないので、誰がなろうとあまり影響はないが、一応「国の顔」となる人なので…

【ビンヤミン・ベンエリエゼル】

イスラエルの資源開発相。労働党の議員。愛称「フアド」。

―――

1936年2月、イラクで生まれる、1950年にイスラエルに移住する。

1984年、退役後、エゼル・ワイツマンの政党「ヤハッド」。ヤハッドは後に労働党と合併。議員として数々の役柄を経て、1992年労働党勝利の結果、建設相に任命される。1994年には、ラビン首相(当時)によりチュニジアに派遣され、イスラエル閣僚として始めて、PLOのアラファト議長(当時)と会見した。

1999年には、バラク首相(当時)から、通信相と副首相に、2000年には建設相に任命される。2001年の連立政権では、シャロン首相から、国防相に任命される。


ベンエリエゼルが国防相に任命されたのは、エルアクサ・インティファーダが最も激しかった頃。この間、パレスチナ自治区への侵攻やテロ組織幹部暗殺などが、実行される。

2001年の党内選挙では勝利し、党首に就任するものの、党内での人気は低迷。2003年、国家予選における争点の結果、ベンエリエゼルは、労働党を内閣脱退に導く。

この後、総選挙前に行われた党内選挙では、アムラム・ミツナに敗北。ミツナ率いる労働党は、歴史的敗北を喫し、野党に回る。


2005年、分離計画承認後、労働党は内閣入りし、ベンエリエゼルは資源開発大臣に任命。その後、労働党はペレツの党首就任を受け内閣脱退。2006年、再び度開発大臣に任命される。

投稿者 moshe : 2006年05月19日 14:10

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.israel-radionews.com/moshe/mt-tb.cgi/186

コメント

コメントしてください




保存しますか?