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2006年04月28日

新内閣の基本方針:集中計画と貧困削減

2006年4月28日09:00 FM95 のニュース

新内閣は基本方針で、入植地の削減を伴う国境画定に勤める意向を明らかにした。基本方針によると、パレスチナが暴力を止め、テロ組織を解体した場合、同政策はパレスチナとの交渉の下で行われる。

しかし、交渉相手がいないと判明した場合、イスラエルは国際社会の理解の下、多くの国民の支持を得る国境を画定との方針。内閣はテロと戦い、出来るだけ早い防衛フェンス(分離壁)の建設を約束した。

経済面では、予算を今までどおりに残した上で、赤字を3%から1%まで減らすとした。経済改革は、内閣・雇用者・労働組合の交渉に伴い続行される。最高裁判所の地位は変わらず、内閣は最高裁判所にとって不利になる変化に反対する。

エフード・オルメルトは来月訪米し、米政府と新内閣の基本方針について相互調整を行う。

【解説】

新内閣の基本方針はオルメルトの「集中計画」と貧困削減になる模様。集中計画は基本的には分離計画と似たようなものだが、名前が変わった。はじめて集中計画の名前が出始めたのは、オルメルトが党首になり、選挙キャンペーンが始まった頃だと思う。

分離計画がパレスチナからについてなら、集中計画は「入植者を含むイスラエル国民全てをイスラエル国内に集中させる」という意味が含まれていると思う。

(ちなみに、カディーマは元々「国家責任党」となる予定だったし、今回の「集中計画」にしても、カディーマはどうもセンスが無いように思える…)


名前の変更にはいくつかの理由が考えられる。
1.分離計画で入植者が涙ながら家を出て行く姿が、イスラエル人にある種の罪悪感を植えつけたため、「今回は前の分離計画とは違う」という事を強調する為。

2.シャロンは「西岸からの撤退はありえない」と言っていたので、「分離計画の続き」とすると、「シャロンの意思と違う」との非難が来る可能性がある。自らを「シャロンの遺志を継ぐ党」とするカディーマには、そのような事は出来ない。

3.飽くまでオルメルトの政策とすることで、影の薄いオルメルトの存在感をアピールする。

4.「分離計画」だと「パレスチナから分離」するため、パレスチナが関係してくる。「集中計画」は「イスラエルが、自らの為に自ら行動する」という意味の為、名前を見る限り「パレスチナは関係ない」と言う事が出来る。

などです。他にもあるかもしれませんね。どちらにしろ、名前の変更は「飽くまで前の計画とは違う」というのが目的でしょう。

投稿者 moshe : 2006年04月28日 19:17

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