« ジェリコの刑務所で銃撃戦 | メイン | 鳥インフルエンザ上陸 »

2006年03月16日

エリコ刑務所襲撃、リブニー外相、アッバス議長を非難

2006年3月16日12:00 FM95 のニュース

ツィーピー・リブニー大臣は、イスラエルがパレスチナ自治政府のアッバス議長の弱体化を望んでいるとの考えを否定。同大臣は「アブー・マゼンが、何度もあった米英の要求に耳を貸さなかった事が弱体化に繋がった」と批判した。

また「自治政府議長が述べた『米・英・イスラエル同盟』の存在は根拠が無い。議長の地位は自身の行動や失敗に関係している。エリコの件はアブー・マゼンの失敗によるものだ」と牽制した。発言は外務省で、既に第十七代国会選挙が既に始まっている国とのビデオ通信で発信された。

−−−

ハマスのバルダウィール報道官は、今夜内閣結成が終了し、明日閣僚のリストがアブー・マゼンに提示される事を明らかにした。バルダウィールは新聞『アルハヤム』に対し「ハマスがほとんどの要求を呑んだにもかかわらず、ファタハは内閣参加を拒否した」と述べた。

警察は東エルサレムのアンバサダー・ホテルに、パレスチナ評議会選挙後のエルサレムについて審議が行われる予定だった、ハマスと民主主義戦線党(ハダッシ)の集会の開催を禁止した。

【解説】

エリコの刑務所での銃撃戦は結局、ゼエビー観光相暗殺事件の主導者の投降に終わった。これに対しアッバス議長は「許されざる犯罪だ」として非難。イスラエル側は「問題の発端はパレスチナ自治政府にある」とした。またパレスチナでは、イスラエルの攻撃に向けて米英が看守を撤退させたとの見方が強い模様。

外国では外務省関係者などの投票が既に始まったようですね。

ハマスもいよいよ内閣を提示するとの事。選挙も後10数日に控えていて、結果次第で今後が大きく左右されるでしょう。世論調査では相変わらずカディーマがダントツ一位。労働党は20席、リクードは15席ぐらいを行ったりきたり。

【エリコ】

西岸地区にある、聖書にも載っている古い町。

―――

場所は死海からおよそ10km。海抜マイナス250mに位置していて、世界で最も低い場所にある町。また、世界で最も古い町のひとつでもある。

独立戦争(1948年)の結果ヨルダン領となるが、六日戦争(1967年)にイスラエルが占領。その後、オスロ合意に基づき、初めてパレスチナ自治政府の管轄となる。エルアクサ・インティファーダまで暴動も少なく、カジノの建設が可能となった。インティファーダの間も、イスラエル軍によるエリコでの軍事作戦は比較的少なかった。

パレスチナ自治政府の統計によると、2003年の時点で、人口は19,400人、周りの町には20,000人住んでいる。町には少数派のキリスト教徒も暮らしている。エリコ周辺はパレスチナ自治区で最も人口密度が少ない。

投稿者 moshe : 2006年03月16日 20:53

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.israel-radionews.com/moshe/mt-tb.cgi/145

コメント

コメントしてください




保存しますか?