2005年12月25日
今年もやっと冬到来
2005年12月25日13:00 FM95 のニュース
ガリレア湖の水位が75cm上昇し、現在「上位レッドライン」より2.85m下に位置している。ヘルモン山では、多くの雪が降り続いている。ロープウェーの下では70cmの積雪。上では1mまで降り積もっている。スキー場経営者は、明後日にでも利用者に向けて開設出来ると考えている。
【解説】
今日のトップニュースは「冬到来」について(数日前からそんな雰囲気はあったのですが)。他には大きなニュースもない。この国では良いこととも言える。冬が短いイスラエルでは、雨のニュースは重要。毎年冬になると、ガリレア湖の水位が連日発表される。水位が下位レッドラインに達すると、水不足でヤバイという事になる。
週末の雨(昨日の夜8時まで):
ベエルシェバ 5mm
エルサレム 37mm
アシドッド 50mm
アリエル 30mm
テルアビブ 50mm
ラマト・ハシャロン 80mm
ガリレア湖 35mm
ゴラン高原南部 33mm
ゴラン高原北部 110mm
ハイファ 90mm
イスラエルで最も大きな湖。貯水池のひとつ(使用されている水の30%がここから来ている)。
―――
−213mに位置し、水深は45m。面積は165平方キロメートル。
死海と同じく、シリア・アフリカ断層(周りとの差を約550mにしている)によって出来た。ガリレア湖にはヨルダン川など多くの川が流れ込んでいて、貯水池として使われている。また、観光地にもなっていて、静かさを求める観光客に人気。
ガリレア湖には、−213mの下位レッドラインと、−208.9mの上位レッドラインがある。水位が下位レッドラインに至るとガリレア湖からの吸水を止め、上位レッドラインに至るとダムを開く。
キリスト教では、イエスが湖の上を歩いたとされている事などから、特別な場所となっている。また、カリフ統治時代には、ガリレア湖近辺に城などが建設される。
イギリスとフランスの協定(1923年)で、ガリレア湖はイギリス領となり、フランス領との国境は、ガリレア湖より10m離れたところとされる。イスラエル建国時(1948年)、ガリレア湖はイスラエル領となるが、シリアが湖の東を占領。六日戦争(1967年)でイスラエルがゴラン高原を占領するまで、シリアはガリレア湖のイスラエル漁船などに向けて発砲を続けていた。
ガリレア湖は、シリアとの交渉において重大なポイントとなっている。シリアは、ガリレア湖の東海岸を要求し、イスラエルはガリレア湖から少し離れたところを、最終的国境と定める事を求めている。
投稿者 moshe : 2005年12月25日 17:23
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.israel-radionews.com/moshe/mt-tb.cgi/100