2005年12月21日
イスラエル、ハマスの躍進を懸念
2005年12月21日08:00 FM95 のニュース
モファズ国防長官は、自治政府選挙後に起こりうるであろう「テロの波」に向けて、準備していることを明らかにした。同長官は「自治政府は何もしない。支配を失いつつあるように見える」と述べた。
モファズは今日、エジプトのオーメル・スリマーン諜報局長と対談し、テロに対処するよう自治政府での影響力を使うよう要請する。またイスラエルはアメリカにもアブー・マゼン(アッバス)に圧力をかけるよう要請し、「イスラエルは主権侵害に妥協しない」と強調した。
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イスラエル・カツ大臣は、ガザ地区を爆撃し、住民をシナイ半島に逃亡させるよう呼びかけた。カツは「『効果的な強制政策』を行うよう内閣に要請する」と述べ、「そうすればパレスチナは、イスラエルがロケット弾攻撃や住民への打撃を許さないことを理解するだろう」と説明した。
マタン・ヴィルナイ議員は「カサム・ロケット弾防止にはいくつかの方法がある。そのひとつは、軍を送り駐屯させることだ」と述べた。ヴィルナイは「住民の生活妨害によってロケット弾を防止することが出来る」と発言したが「殺傷は全く逆の結果を呼ぶ」と警告した。
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リクード党は今日、リクード所属閣僚の辞表についての会議を開く。新党首ビンヤミン・ネタニヤフ側近は「彼(ビンヤミン・ネタニヤフ)は、リクードの党員リストを決める党内選挙が行われる1月3日前の辞表を、要求しない」と発言。ネタニヤフは昨夜、スィルバン・シャロームにリスト2位の座を約束した。
【解説】
サッカーの中田浩二が、ベイタル・エルサレム移籍に合意した模様。ベイタルは多分イスラエルで一番政治色が濃いチームだろう。イスラエルのスポーツチームは昔、政治的背景が多かった。最近ではその気は全くないが、ベイタルは少なくとも、右寄りと見られていて、アラブ系選手の参加にも長い間反対し続けている。
このチームは今年、億万長者のガイデマックに買われた。元フランス代表選手のフェルデナンズを監督として招待するなど、かなり金をかけている。
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パレスチナ選挙でアッバスの大敗とハマスの躍進が懸念されている。地方選挙でハマスは、ジェニン、ナブルス、カルキリヤ、ベツレヘム、ガザなどの主要都市で勝利。自治評会議(国会)の選挙でも、同じような傾向があるだろうと見られている。
アメリカ、EU、エジプトなどもハマスの勝利は好ましく思っていない。選挙の延期あるいは中止なども色々検討されているようだが(民主的には出来ないが、何か方法を考えている模様)、まだハッキリしない。
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ネタニヤフはリクード党所属閣僚の内閣離脱を目指しているネタニヤフは夏に既に、財務省を辞任している。しかし、リクード党の閣僚(リブナット教育相など)は、あまり辞めたくないようだ。
1月3日、選挙に向けてリクード党員リストを決める党内選挙が行われる。
サッカーチーム。イスラエル4大チームのひとつ。
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1936年創立。全盛期は80年代から90年代前半にかけて。優勝は4回。
2005年8月、ユダヤ系ロシア人の億万長者アルカーディ・ガイデマックに買われる。ガイデマックは、ベイタルをイスラエルだけでなくヨーロッパでも活躍するチームにする事を約束している。
監督には元フランス代表選手フェルナンデスが就任。今季は現在3位(33節中14節)。フランスのチーム、ランスのキャプテン、ラルワを取得するなど、かなり金をかけている。
ベイタルは政治色が濃いことでも知られている。イスラエル右派、特にリクード党と同一視されている。国会議員のファンも、ネタニヤフ、オルメルト、リーベルマンなど右派議員が多い。
そのことから、アラブ系選手に対するやじが問題となっている(やじを飛ばしているのはベイタルだけではないが、特に酷いとされている)。「アラブ人に死を!」というやじは、サッカー場でよく聞こえるものとなっている(アラブ系チームもたまに「ユダヤ人に死を!」と返すこともある)。
またベイタルのファン(少なくとも一部)は、アラブ系選手のチーム参加なども反対している。今期、初のアラブ系ベイタル選手誕生か?とも言われていたが、結局その話はつぶれた(選手に「チームに来たら殺す」という脅迫状が送られてきたので)。
投稿者 moshe : 2005年12月21日 17:10
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