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2005年12月20日

リクード党首選、ネタニヤフが勝利

2005年12月20日08:00 FM95 のニュース

リクードのビンヤミン・ネタニヤフ党首は勝利宣言で、スィルバン・シャロームと共に行動する約束をした。敗北確定後シャロームは、ネタニヤフを祝福し「彼に協力し、リクードを勝利へ導く」と発言。また「リクードのメッセージには防衛問題のほかに、社会問題も含めるべきだ」と述べた。

全体の98%開票後、ビンヤミン・ネタニヤフが44.4%の支持率を得たことが判明した。他はそれぞれ、スィルバン・シャローム33%、モシェ・フェイガリン12.4%、イスラエル・カツ8.7%となっている。今回の党首選の投票率は44.6%だった。

エフード・オルメルト首相代理は「ネタニヤフの勝利はカディーマにとって有益だ。これでリクードが、フェイガリン、ネタニヤフ、ランダウなどが導く極右の党になったことがハッキリした」と評した。また「国民として、またリクード創立者の1人として、リクードがメナヘム・ベギンの黄金期からこんなに落ちぶれてしまった姿を見るのは心が痛む」と述べた。

シャロン首相入院に対する「カディーマ党にはシャロン以外のリーダーがいない」という非難に対しては「シャロン首相が党で最も重要な人物である事は揺ぎ無いが、彼は政治経験豊富なグループのトップだ」と述べた。[…]

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アリエル・シャロン首相は、今日の昼退院する模様。主治医は「首相は昨夜よく寝た。今朝、再度検査を行う」と説明。シャロン顧問のドブ・ワイスグラスは「首相は数日以内に普段の生活に戻る」と発表した。

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労働党イツハク・ヘルツォグ議員は「リクード党とカディーマ党の社会的思想に違いはない。唯一真剣な社会的思想を持っているのは労働党だけだ」と強調した。インタビューに対しヘルツォグ議員は、シャロンが党内リストを自分で決めていることに対し「アリエル・シャロンは、シャス党やヤハドゥット・ハトーラー党の霊的指導者と変わらない」と非難した。

【解説】

リクード党首選でネタニヤフが起死回生の勝利。シャロンに負け続けていたネタニヤフにとってここで負けていたら政治人生は終わっていたかもしれない。前の世論調査では、誰がリクード党首になってもリクードの支持率はそう変わらないが、ネタニヤフが党首になったほうが、カディーマの支持率が上がるとなっていた。

投票終了2時間ぐらい前、投票率は25%ぐらいとなっていた。焦ったネタニヤフは党員に投票に来るよう呼びかけ、何とか40%以上の投票率となった。

ネタニヤフが臨時内閣を結成したいとなると、リクード党閣僚全員の辞表と大統領への内閣結成要請を、9日の間にしなくてはならない。

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シャロンは今日昼、退院する模様。ネタニヤフが、シャロン入院に対し「追悼の意を示します」と失言した事が小さな記事になっていた。

【ビンヤミン・ネタニヤフ・3】

ネタニヤフの経済的思想はアメリカ滞在に大きく影響されている。保守的な資本主義者。財務大臣就任後は、サッチャー式の方針、つまり、国の出費の削減、福祉削減、国営機関の民営化、労働組合の弱体化などを目指す。

政治面では、始めはガザ撤退を支持するが、アラファト議長の死後は、撤退の条件が変えられなければ辞任すると通告。2005年7月、内閣会議で突然辞任。理由は「ガザがテロの温床になる恐れがあるから」とされた。

ネタニヤフ在任中、イスラエル経済は西側諸国で最も大きい背長を遂げ、インフレは最も少なかった。しかし、貧困率は急激に上がった。


2005年8月30日、リクード党内選挙への出馬を表明。

<<<ビンヤミン・ネタニヤフ・1
<<<ビンヤミン・ネタニヤフ・2

投稿者 moshe : 2005年12月20日 16:09

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コメント

2005年12月20日

 前略
 インターネットを通してあなたがイスラエルでのラジオ放送の内容をお伝え下さること、誠に有り難うございます。日本ではなかなかイスラエルのラジオ放送の内容などをキャッチすることは不可能です。従ってあなたからのニュースは大いに役立っています。
 特に来る3月28日のイスラエル総選挙は中東問題をはじめ、世界全体のゆくえにとって非常に大切なことと思っています。どうか今後ともこの3月28日への流れを中心にしたラジオ放送の結果などもお知らせ下されば誠に嬉しく思っております。
 あなたのイスラエルからのニュースは私だけではなく、多くの日本人に励ましを与え、より中東情勢を現実的に捉えることの励ましとなっていることと思います。どうか頑張ってください。
                                草々

投稿者 岡島 : 2005年12月21日 01:35

岡島さん

嬉しいコメント、ありがとうございます。
これからもがんばっていきたいと思います。

投稿者 Moshe : 2005年12月21日 22:40

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