2005年10月19日
アッバス自治政府議長、訪米
2005年10月19日09:00 FM95 のニュース
パレスチナのアルカドワ内相は、自治政府議長はワシントンで行われる会談で、ブッシュ大統領からパレスチナ国家樹立への約束を得ることを、主な重点にしている、と発言した。
また内相の話によると、会談では、ラファ検問所、ガザ港や西岸地区とガザとを結ぶ道などについて、話し合いが行われる。
【解説】
アッバスの訪米はガザ撤退後初めて。ブッシュからパレスチナ国家樹立の約束を得たいところ。数日前のテロの結果、イスラエルからの制限が厳しくなったのをアメリカが非難。アッバスにとっては、ちょうど良いタイミングの訪米だそうだ…
しかし、アッバスもテロ組織解体を要求されるだろうから、簡単にはいかないようだ。
ラファ検問所はラファ市に在る、エジプトとガザを結ぶ唯一の検問所。
また、西岸地区とガザはイスラエルを挟んでいて、つながっていない。この為、(特に建国後)どのようにして移動が行われるかも争点のひとつとなっている。地理的につながっていない国は、最悪の場合、パキスタンとバングラデッシュの様に2つの国になる可能性も…
2004年11月、アラファトの死を受け、PLO議長に就任。2005年1月に行われた議長選挙でも勝利し、パレスチナ自治政府議長となる。就任後は、インティファーダ終了に力を入れるが、武装組織の解体ではなく、議会に取り入れる方法を選ぶ。
アラファト生前は、自治政府をボイコットしていたシャロン政権は、アッバス政権に協力する姿勢をとる。
ハマスのミサイル攻撃や外国からの圧力から、アッバスは国防組織に、ミサイル攻撃防止を命令。これにより、ハマスとアッバス率いるファタハの抗争が始まり、市内での銃撃戦や、放火を含む政府の役所への攻撃が相次ぐ。
ちなみに、新聞によると、年始からなくなったパレスチナ人は、イスラエル軍との戦闘より、内部の抗争で死んだほうが多いそうだ。パレスチナの状況が悪いのは占領のせいだけではないということ…
投稿者 moshe : 2005年10月19日 17:49
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