2005年10月15日
アメリカ、シリアに国交修復提案
2005年10月15日14:00 FM95 のニュース
イギリスの新聞タイムスは、アメリカがシリアのアサド大統領に、条件付で両国の関係を改善させることを提案した、と発表した。条件は、テロリストのイラクへの侵入阻止、レバノンへの干渉停止、ハリーリ・レバノン元大統領暗殺の調査委員会への協力など。
タイムズによると、政府関係者はアサド大統領はアメリカの提案を受け入れると発言したが、アサド家側近は拒否すると確信している。
【解説】
国内のトップニュースに面白いのが無かったので、海外ニュースを翻訳してみました。
シリアとアメリカの国交は悪化していて、イラクの次はシリアだとも言われている。経済封鎖も考えられているそうだ。その関係のニュース。
テロリストの侵入は、イラク戦争の後にシリアから進入していると思われるテロリストの進入。
レバノンへの干渉は、長年シリアが行っている事。ハリーリ元大統領は反シリア派で、何者かに暗殺される。暗殺はシリアによって行われたといわれ、暗殺後、反シリアのデモがレバノンで起こった。これにより、シリアはレバノンからの撤退を余儀なくされる。
元レバノン首相(在任1992~1998、2000~2004)。
―――
1944年11月、スンニ派の農民である両親の間に生まれる。ベイルートにあるアメリカ系の大学で学ぶ。その後、経済界に入り、世界の金持ちベスト100に入る。内戦後のレバノン復興にも貢献する。
レバノン首相は、1992~1998年の間と2000~2004年の間に勤める。在任中、イスラエルがレバノンから完全に撤退するならば、和平交渉を行うと宣言。2004年10月、シリアとの争点が元で辞任する。
主に、人材育成に力をいれ、2004年9月にはレバノン復興に対し国連賞を受賞する。
2005年2月14日、ハリーリが乗っていた車が爆発。アルカイダ系の組織が犯行声明を出すが、レバノン民衆と世界のメディアはシリアを非難。ベイルートではシリア統治反対のデモが行われ、親シリア政権は崩壊する。
非暴力デモによって政権が倒れるのは、アラブ世界ではこれが初めて。
投稿者 moshe : 2005年10月15日 22:03
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.israel-radionews.com/moshe/mt-tb.cgi/36