2005年10月11日
イスラエル人のロバート・オーマン教授、ノーベル経済賞受賞
2005年10月10日18:00 FM95 のニュース
今年のノーベル経済賞受賞者、ヘブライ大学のロバート(イスラエル)・オーマン教授は「イスラエルはゲーム・セオリーの学派では、初の世界大国となった」、と発言した。
オーマン教授は、メリーランド大学のトーマス・シェリング教授と共に、ゲーム・セオリーに基づく、国同士の衝突や協力についての研究に対し、受賞した。
ヘブライ大学のメナヘム・メギドー学長は、「ストックホルムで下された決定は、イスラエルの大学にとって、大変名誉なことだ」、と発言した。
モシェ・カツァブ大統領は「彼(オーマン教授)はイスラエルの先駆者の1人だ。イスラエル国民に栄光をもたらした」、と発言。
リモール・リブナット教育大臣もオーマン教授を祝福し、今後も世界で活躍できるイスラエル人を育てる為、大学予算を増やすことを呼びかけた。
【解説】
今年のノーベル経済賞は、イスラエルのオーマン教授とアメリカのシェリング博士。2人は、ゲーム・セオリーに関する研究に対し、受賞した。
オーマン教授も、「ビューティフル・マインド」で有名になった、ジョン・ナッシュと同じで、専門は数学。最近は、数学と経済はやはり近いらしい。
オーマン教授は、イスラエル人のノーベル賞受賞者としては8人目。イスラエルはもっと貰っているようなイメージがあるかもしれないが、多いのはユダヤ人受賞であって、必ずしもイスラエル国籍を持っているとは限らない。
今までのノーベル賞受賞者は、S・Y・アグノン(1966年文学賞)、メナヘム・ベギン(1978年平和賞)、イツハク・ラビン(1994年平和賞)、シモン・ペレス(1994年平和賞)、ダニエル・カーネマン(2002年経済賞)、アブラハム・ヘルシュコ(2004年化学賞)、アーロン・チェハノバー(2004年化学賞)。
イスラエルで初めて建てられら大学。日本で言えば、東京大学に値する。
―――
1925年、エルサレムのツォフィーム山に建設。大学建設当時には、アルベルト・アインシュタイン、ズィグモンド・フロイト、マーティン・ブーバーなども参加した。
独立戦争(1948)後、ヘブライ大学はイスラエル領として残るものの、他の領土とつながっていなかった為、一時他の場所に移る。しかし、六日戦争(1967)でエルサレム全領土が併合されると、ツォフィーム山に戻る。
アルベルト・アインシュタインは、ヘブライ大学に全ての著作権を譲った。この為、彼の書物などを使うときは、ヘブライ大学に使用料払うことになっている。
投稿者 moshe : 2005年10月11日 20:26
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コメント
投稿したはずの記事が、こちらの手違いで反映されていませんでした。
遅れてすみません。
投稿者 Moshe : 2005年10月11日 20:28
私もニュースでみました。
>広島や長崎の原子爆弾投下以降の核兵器をめぐる「タブー」がどのように核抑止につながったかの分析を試みた。オーマン氏はこの理論を数学的に定式化した。
そんな分析が定式化できるものなのか、私にはさっぱりわかりませんが、この「紛争と協調」の研究がこれから良い方向で結果が出ればいいすね。
それにしても、賞金の額もすごいですね。
投稿者 ヨウコ : 2005年10月12日 00:08
>そんな分析が定式化できるものなのか、私にはさっぱりわかりませんが、この「紛争と協調」の研究がこれから良い方向で結果が出ればいいすね
そうなってくれれば有難いですが、少なくとも本人は、この研究を解決につなげるのは不可能だ、と考えているみたいです。
受賞後、オーマンさんは当然のごとくインタビューを受けています。
「この研究がイスラエル・パレスチナ紛争の解決に使えると思いますか?」、という質問に対し、
「この研究に限らず、セオリーを紛争の解決に使うのは、無理だと思います。彼ら(アラブ人)は、我々(ユダヤ人)のここ(イスラエル)での存在を嫌っています。何をしても無駄だと思います。」
と、悲観的な感想でした。
投稿者 Moshe : 2005年10月12日 01:04
無駄ですか、残念。
もちろん簡単に解決できることではありませんが、物事には良いことも悪いことも全て意味があって、少なくとも両者が願っていることが一致しているなら、おのずとその方向に向いていくと信じています。
全ての紛争の核となっている「自由」を手に入れるのは難しいですが、「平和に暮らしたい」とはみんなが願っていることだと思います。。
投稿者 ヨウコ : 2005年10月13日 00:09