2005年09月10日
フィラデルフィア・ルート
2005年9月10日11:00 FM95 のニュース
エジプト国境警備隊は今日フィラデルフィア・ルートに配備を始める。イスラエル・エジプトの合意では、イスラエル国防軍撤退に伴い750人のエジプト国境警備隊が配備することになっている。
シモン・ペレス副首相は「パレスチナはガザを管理できることを証明するべきだ。それが出来なければ、交渉のテーブルに戻るのは難しい。」と、発言。
ガザ撤退については「もし、撤退後もテロが続くようならば、すべての手段を用いて反撃する。」又。「国防軍がガザにいる理由は、入植者を守ることだった。ガザの中で入植者を守るより、外で国を守るほうが簡単だ。」、と発言。
分離壁については「分離壁の効率は証明されている。すぐ、建設を完了するべきだ」。
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ガザ撤退は12時間かかる予定。国防省の計画では、軍は日曜日の夜撤退を開始し、翌日の未明に作業を終える。しかし、今は、シナゴーグ破壊について行われている内閣協議の結果を待っている。内閣はシナゴーグ破壊を取りやめる可能性がある。
検問所についてはまだ決定は無い。ラファ検問所が閉鎖され、その間エジプト、パレスチナと、検問所警備の手順について交渉を続けるもよう。
【解説】
イスラエルは、撤退後にテロが続くのでは、という懸念をいつも持っている。かなり強硬なプレッシャーもそのためかもしれないが、「撤退したからといって又戻ってこないとは限らない」と、言うことだろう。
分離壁は、テロ防止のために、イスラエルが一方的に建設している、パレスチナとイスラエルの間にある壁。たしかに分離壁が出来てから、テロは少なくなったが、今の建設の仕方は少し問題がある。
【フィラデルフィア・ルート】
エジプトとガザ地区の間にある道路。現在、93年のオスロ合意に基づき、イスラエルの安全を守る為という理由からイスラエル軍の管轄になっている。
長さはおよそ20km、イスラエル国内のケレム・シャロームで始まり、パレスチナ領ラファ、エジプト領ラファを通り、撤去された入植地ラフィアハ・ヤムまで続いている。
フィラデルフィア・ルートにはエジプトとガザ地区を結ぶラファ検問所があり、ガザ地区に武器を入れないよう、イスラエル軍の監視下にある。
パレスチナ武装組織は、これに対抗し武器をガザに入れるため、フィラデルフィア・ルート各地の地下にトンネルを掘っている。これに対しイスラエル軍は道路周辺の数百件の家を破壊。又、道路の一部には10メートルにも及ぶ鉄の壁を建設。
この間パレスチナ武装組織とイスラエル軍か何度か衝突。双方に大きな打撃。今回のガザ撤退前、フィラデルフィア・ルート撤退を巡り、イスラエル内閣や国防省など激しい議論を呼んだが、今年8月エジプト軍にエジプト国境警備隊の配置を認めることが決まった。
参考:
http://he.wikipedia.org/wiki/%D7%A6%D7%99%D7%A8_%D7%A4%D7%99%D7%9C%D7%93%D7%9C%D7%A4%D7%99
投稿者 moshe : 2005年09月10日 18:12
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