2005年09月24日
報復合戦相変わらず続く…
2005年9月24日12:00 FM95 のニュース
シャウル・モファズ国防長官は、ガザ地区で厳しい手段をとることを指示。国防長官は国防軍に、イスラム聖戦とハマスの地盤と、ロケット弾の発射場所を攻撃することを指示した。[…]
西岸地区、ヨルダン渓谷とガザ地区は閉鎖された。空軍は、昨日ネゲブ砂漠に向けて発射されたカサム・ロケット弾の発射地点を、攻撃した。また、ジャバリヤとザイトゥン地区では、ハマスの武器製造及び保管に使われていた建物が、攻撃された。[…]
パレスチナは、ネゲブ砂漠西方にむけて、40発ほどのカサム・ロケット弾を発射。昨夜、25発のロケット弾が、スデロットとネゲブ西方に落ちた。スデロットでは5人負傷した。[…]
ハマスは、ジャバリヤ難民キャンプで、大量のロケット弾を積んだ車が爆発した事件に対し、イスラエルに報復すると脅迫している。爆発では17人のパレスチナ人が死亡し、80人が負傷した。
ハマスは、この爆発に関し、イスラエルを非難。イスラエルは、この事件への関与を否定している。また、自治政府もこの事件は、不注意によって起きたとし、ハマスを非難。ファタハの中央委員会は昨日ラマーラで、軍事的行進は危険なので中止することを、パレスチナ組織に呼びかけていや事を、発表した。
イスラエルを非難すると共に、ハマスのガザ地区代表は、事件の究明を続けていると、発言した。
イスラム聖戦は、ネゲブ西方に向かって発射されたロケット弾は、昨日のイスラム聖戦メンバー3人の殺害への報復である、と発表した。
【解説】
ガザ地区はしばらく静かだったけど、まだまだ分からない…
ロケット弾は前からイスラエルに良く飛んできていた。一番被害が大きかったのは、比較的ガザ地区に近い町、スデロット。
ハマスは、ロケット弾発射は、ジャバリヤ難民キャンプで起きた爆発への報復だ、と言っている。この爆発事件は、ハマスの軍事行進があった時に起きた。
ハマスは、この爆発は、イスラエルの無人偵察機から発射されたミサイルによるものだとして、イスラエルを非難。イスラエルは関与を否定している。
自治政府と自治政府主流のファタハは、爆発はハマスの不注意によるものだとして、ハマスを非難。ファタハが言っている事を要約すると、「軍事行進はやるなって言ったろ?爆発が起きたからって、人のせいにするな」と、いう事。
イスラエルにテロで対抗している、パレスチナの原理主義組織。
ハマスには、テロでイスラエルに対抗している軍事的勢力、政治的勢力と、民衆の福祉の為の社会的勢力がある。
―――
ハマスは、パレスチナ解放運動とイスラム原理主義が結びついた組織。ハマスによると、イスラエルは、占領による人口国家。また、イスラエルを含むパレスチナ全土は聖地なので、イスラム政権下にあらなければならないとしている。それを認めるなら、ユダヤ教徒もキリスト教徒も、そこに住んでも良いとしている。
ハマスの活動は主に2つ:イスラエルに対するジハード(聖戦)と社会福祉。社会福祉では、病院や学校を建てる他に、食糧支援なども行っている。
しかし、テロと強烈な反イスラエル教育を行っているのも事実。かなり危ない組織。
また、4つの事に重点を置いている:①イスラエルの存在を認めない事;②イスラムを信じる事;③パレスチナ組織の間での争いを避ける事;④世論に逆らわない
③については、今の状況を見ると、なんとも言えないが…
ハマスの歴史については、また次回…
投稿者 moshe : 2005年09月24日 19:26
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