2005年09月22日
リクード党は分裂かも
2005年9月22日14:00 FM95 のニュース
リクード党内の闘争。
イスラエル・カツ議員は、リクード党分裂の恐れがある、と心配している。彼によると、首相が党内に残ることを発表すれば、分裂を阻止できる。[…]
シャロン派のバロン議員は、もしリクード本部が党内選挙を早めることを決めれば、取り返しのつかないことになる、と発言。
【解説】
リクードはイスラエル最大の政党だが、日本の自民党並みに分裂の危機がある。
党は、分離計画を進め、中道派になりつつあるシャロン首相側(小泉派)とリクードは右路線で導いていきたいネタニヤフ派(亀井派)の2つの陣営に分かれている。
リクード党内では、ネタニヤフが人気だといわれているが、世論調査によると国内ではシャロンが一番支持を得ている。
最近では、シャロンの新党成立が噂されている。今日のイェデイオット・アハロノット新聞に、シャロンが新党を創立してネタヒヤフ率いるリクード党と対決した場合の世論調査が出ていた。
それによると、シャロン新党は36席、リクード党は14席、労働党は16席… と、日本と同じように、現役シャロン首相の圧勝となる予想。
つまり、シャロン反対派としては、シャロンにリクードに残ってもらい、リクード内のガザ撤退反対派が元気なうちに、ネタニヤフに党内選挙で負けてくれるほうが都合が良いということ…
中道右派のイスラエル最大の党。1977年から今日までは、ほとんどリクードが政権を握っている。
1973年に右派と中道の党が合併して設立。これを先導したのが、同年に軍から退役した現首相のアリエル・シャロン。党首としては、元エツェルの隊長メナヘム・ベギンが選ばれた。党が掲げている目標は、社会的平等、自由市場、ユダヤ的伝統や文化の保護などである。
ベギン内閣:
ベギン率いるリクード党は1977年初めて、政権を手にした。労働党以外の首相が選ばれるのはこのときが初めて。この勝利は、それまで続いていた労働党の時代に終止符を打ったとして、今でも「大逆転」の名で知られている。
ベギン内閣が最初に行ったのは、エジプトとの平和条約調印、西岸地区及びガザ地区での入植地設立の大幅な支援、イラクの原子炉爆破などである。又、東エルサレムを含むすべてのエルサレムをイスラエルの首都とする、「エルサレム法」もこのとき作られた。
1981年には48対47の僅差で選挙に勝利し、レバノン戦争に突き進む。1983年、ベギンは首相と党首を辞任し政界を離れる。
シャミール内閣からのリクードについては、また次回…
参考:
http://he.wikipedia.org/wiki/%D7%9C%D7%99%D7%9B%D7%95%D7%93
投稿者 moshe : 2005年09月22日 20:53
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