2005年09月17日
シャロン首相、ハマスの選挙参加に反対
2005年9月17日14:00 FM95 のニュース
シャロン首相は、来月初旬に行われる予定のパレスチナ自治政府のアブー・マゼン(アッバス)議長との対談で、「パレスチナ議会選挙へのハマスの参加に反対することを表明する」と発言。
シャロンは、もしハマスが参加するなら、イスラエルは選挙の実行に支援しないと忠告した。
パレスチナのサイーブ・アリカット交渉相によると、会談は10月2日に行われることが、基本的に合意されている。
ヨルダン川西岸地区のハマスのリーダーの1人ムハマッド・ラザールは、パレスチナの民主主義に対する攻撃だとして、イスラエルを非難。ラザールは「選挙で勝った後は、我々の優先順位としては、経済復興と社会的や文化的問題が優位である。」と主張した。
【解説】
ハマスは今一番勢いがあるパレスチナの武装組織。自治政府主流のファタハを越す勢い。
ハマスはイスラエルを含む、パレスチナ全土をイスラム的パレスチナの土地と主張している。それを認めるなら、ユダヤ人やイスラム教徒も住んでも良いとしている。
つまり、イスラエルを消滅させて、新しい国家を作るのが目的とも取れる。その為、イスラエルはハマスに反対している。(にしても、この発言はハマスの支持を強めたりしないだろうか?)
ハマスは人道支援も行っている為、民衆からの支持は厚い。今選挙が行われれば、ガザ地区で70%の支持率を得れるとも言われている。
右翼の党は入植地を広げること、左翼の党はパレスチナとの合意の下に、入植の大規模な撤退と残った入植地を大きなブロックに固める事が方針だ。
イスラエル左派の運動や反戦平和主義の運動は入植地建設に強く反対。一部の過激派は、入植地建設を戦争犯罪としボイコットを呼びかけている。
歴代政府は入植地建設を進めていたが、近年では右派の中にも一部の入植地を放棄する声が聞こえる。中道左派は入植地は軍事的、政治的、経済的に負担になるとし、中道右派は、ヨルダン川西岸地区の大きな入植地を残す条件で、入植地撤去に賛成している。
1996年、イスラエルは入植地建設中止を約束。これに対し一部の入植者は、自発的に不法入植地を建設。イスラエルは、これらを撤去することを約束したものの、実際に撤去されたのはごく一部である。
2004年、シャロン首相はガザ地区の入植地撤去を発表。これに対し、右翼の党やリクード党内の反対派はシャロン政権打倒を目指した。また、一部の宗教指導者は撤退を、違法であるとし宗教的な兵隊達に、撤退に関与しないことを呼びかけた。
入植地撤去は、ガザ撤退と共に2005年8月に行われた。
参考:
http://he.wikipedia.org/wiki/%D7%94%D7%AA%D7%A0%D7%97%D7%9C%D7%95%D7%99%D7%95%D7%AA
投稿者 moshe : 2005年09月17日 21:23
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