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2011年09月24日

パレスチナ、国連加盟を正式に申請

2011年9月24日 0:00のニュース

イスラエルのネタニヤフ首相は、今日中にも国連ビル内で会談し、正直に話し合うようパレスチナ自治政府のアブー・マゼン(アッバス)議長に呼びかけた。同首相は「イスラエルは平和の手を差し伸べる」と述べ、「あなたが受け取ってくれることを願う」と発言。また「腹を割って話し合い、和平に向けた基盤を探るよう語りかけた。

首相は「(イスラエル)独りでは(和平にたどり着くことは)できない」と強調した。さらに「イスラエルはパレスチナ国家と平和の両方を望んでいるが、パレスチナは平和のないパレスチナ国家を望んでいる」と批判。「パレスチナはこれまで交渉に反対してきた」と述べ、「平和は直接交渉を経てのみ獲得でき、国連を通してはできない」と付け加えた。

ネタニヤフ首相は「イスラエルはガザ地区やレバノンから撤退し、数千人の住民を住む土地から切り離したが、得たのは平和ではなく戦争だった」と述べた。「パレスチナ国家を建設する前に、西岸地区への武器流入阻止やイスラエルへのロケット攻撃防止の方法など、主要な安全保障問題について話し合わなくてはいけない」と語り、「そうしなければ、現実は我々の目の前で爆発する」と警告した。

ネタニヤフ首相はこの他に、イスラム過激派の強化や核兵器装備を警告した。「それがイランの計画であり、世界は手遅れになる前に阻止しなくてはならない」と発言。22日のアフマディーネジャード大統領の演説について「すべての国が退室すべきだった」と発言。

また、「イスラエルは、建国以来、常に平和の手を差し伸べてきた」と述べ、「そして今、エジプト、ヨルダン、トルコやリビア、チュニジアや残酷な圧制と戦う諸民族に差し伸べている」と呼びかけた。「イスラエルは近隣諸国が民主主義を受け入れれば得するが、希望に基づき国の未来を危険にさらすことはできない」とした。

パレスチナ自治政府のアブー・マゼン(アッバス)議長は国連総会で、1967年6月4日の国境に基づき、東エルサレムを首都とするパレスチナ国家の国連加盟を、正式に播事務総長に要請したと発表した。拍手の中アッバス議長は、播事務総長に提出した申請書のコピーを掲げ、支持するよう国連安全保障理事会に呼びかけた。「あなたたちの支持によるパレスチナ国家建設が、何よりの平和への貢献となる」と強調。「これが運命のときで、パレスチナ民族は、世界がイスラエルを世界で最後の占領者であることを許すか見守っている」とした。

また「アラブ諸民族が権利を求めて戦っている中、独立を求めるパレスチナの春が訪れるときが来た」と述べた。さらに「パレスチナ自治政府は政治・外交へのコミットメントがあり、イスラエルの孤立は求めていない」と発言。「平和を促す世界の努力が常に失敗に終わるのはイスラエルの占領政策にある」と非難し、「我々はアパルトヘイト政策や入植地政策の正当性を崩そうとしている」とした。

一方で、「パレスチナはイスラエル民族と政府に手を差し伸べる」と述べ、双方が繁栄と成長の恩恵を受ける未来のために、平和を築くよう呼びかけた。「占領、入植、戦争の代わりに、友好な協力関係を続けていきましょう」と語った。

ラマーラのアラファト広場では、アッバス議長の国連での演説に集まった数千人の視聴者が散り始めている。マナーラ広場では、数百人が国家加盟申請に歓喜し、祝っている。アッバス議長の演説中、数百人が「アッラー・アクバル」と叫び、花火を打ち上げた。聴衆は数分に渡り議長を称え、特に申請書を掲げた時点では大きな歓声を上げた。

投稿者 moshe : 2011年09月24日 11:44

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