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2006年10月28日

拉致兵士問題、釈放の日程が相違点

2006年10月28日12:00 FM95 のニュース

レバノンのハマス代表・ウサマ・ハムダーンは「良い兆候はあるものの、イスラエルはまだ拉致兵士釈放のエジプト案に対する最終結論を出していない」と述べた。ハムダーンはアルジャズィーラの取材に対し「イスラエルがエジプト案に賛成すれば、捕虜交換を終えることが出来る」と発言。

また、エジプトのオマル・スリマーン諜報機関長とハレド・メシャルが2週間前ダマスカスで、交渉の基本方針を取り決めたと言明。ハムダーンは、ハマスは捕虜交換が同時に行われなければ、交渉に応じないと暗に意味した。ハムダーンによると、エジプトは交渉を推進しているが、メシャルのエジプト訪問日程はまだ決まっていない。

今朝ハマスは公的に、拉致兵士シャリットについての交渉が終了していないと発表した。

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内閣は今日、イスラエル・ベイテイヌの与党参加について会議せず、投票は月曜日、労働党中央委員会の投票終了後になる見通し。オルメルト首相府高官は「月曜日に内閣がリーベルマンの参加を承認するのは間違いない。これを受け、(参加は)月曜日の午後、国会の決定にゆだねられる」と述べた。

アビグドール・リーベルマンは「(イスラエル・ベイテイヌ参加についての)労働党内での会議は言い訳に過ぎない。その裏に見えるのは、権力と支配をめぐる労働党内での争いだ」と牽制した。リーベルマンは「労働党は内閣残留を決定するだろう」と推測。リーベルマン側近は「リーベルマンはイラン核問題のような敏感な問題も変えることが出来るのを証明するため静かに全力を尽くすだろう」とした。


労働党所属の議員6人、すなわち国会の労働党の3分の1は、オフィール・ピネス大臣を筆頭に、中央委員会がリーベルマン入閣に反対表明するよう要求した。6人は、「労働党リーベルマンと同じ内閣には座らない、という公約を破ることは出来ない」と強調。また6人は、中央委員会が、労働党の議員と閣僚に、国会や内閣における投票で、リーベルマン入閣に対する反対を指示するよう要求した。

オフィール・ピネス、シェリー・イェヒモビッチ、ダニー・ヤトム、ハレド・マジャドラ、ナディア・ヒローとアビシャイ・ブラベルマンの6人は、中央委員会の決定を無記名投票にするよう要求している。

【解説】

拉致兵士についての交渉はいまだに終わりの兆しが見えない。一番の相違点は、パレスチナ人囚人の釈放を、兵士釈放と同時に行うか後に行うかということ。イスラエルは兵士釈放を先に行うことを要求。ハマスは同時に行うことを要求している。

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労働党ペレツの地位が弱まったこともあり、分裂状態にある。内閣にとどまりたいペレツは、内閣残留への投票を要求しているが、若手のピネス率いる反対派もかなり大きい。ちなみに、今労働党で一番人気が高いのはアミー・アヤロンらしい。労働党内でのペレツへの支持率はバラク以下になっている。

【アビシャイ・ブラベルマン】

労働党所属の国会議員。元ベングリオン大学の大学長

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1947年生まれ。テルアビブ大学で統計と経済を学び、スタンフォード大学で博士号を取得する。ワシントン国際銀行トップのポストを経て、ベングリオン大学長となる。16年の大学長時代、市に貢献したとして、ベエルシェバ名誉市民となる。

2005年、カディーマ参加の噂とは裏腹に、ペレツ労働党に参加する。2006年、労働党から国会入りを果たす。

投稿者 moshe : 2006年10月28日 20:33

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