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2006年07月23日

パレスチナ各武装組織、停戦会議

2006年7月23日09:00 FM95 のニュース

パレスチナ議長府高官は「イスラエルの空海からの攻撃の停止を願い、各武装組織がカサム・ロケット弾発砲の大幅な縮小に合意した」と述べた。アルハヤム紙は、各武装組織の会議で、停戦の後、イスラエル刑務所にいる女囚人と20年以上服役中の男女囚人釈放と交換として、拉致兵士ギルアッド・シャリットの釈放が提案された。また会議は、ハマス内閣への経済封鎖の停止とガザ地区の検問所の再開を要求した。現在、提案に対するハマスの返事を待っている。

今朝、カサム・ロケット弾2発が、ネゲブ西方に着弾したが、被害はなかった。昨夜もロケット弾が発射されたが、負傷者は出なかった。国防軍は2日前から、ガザ地区での攻撃を停止。イスラエル防衛関係者は「結果は話でなく、行動で決まる。本当の結果は停戦、テロ停止と拉致兵士ギルアッド・シャリットの釈放だ」と述べた。

ガリレア北方の空き地には、3発のカチューシャ・ロケット弾が着弾したが、負傷者は出なかった。


レバノンのフアド・セニヨーラ首相は「イランとシリアはレバノンを対イスラエルの戦場にしようとしている」と非難。セニヨーラは欧州連合(EU)に、レバノン南部の住民が非難できるよう、数時間の停戦を推進するよう要請した。紛争勃発以来、約600,000人の住民が避難したと思われる。


イスラエル空軍は数時間前、ベイルートのヒズボラ系テレビ局「アル・マナール」、バアル・ベックのヒズボラの司令部とカチューシャ発射機と思われる装置を爆撃。昨夜は、ベイルート南部のヒズボラ要塞、ヒズボラの司令部、ロケット弾発射機と武器の倉庫を爆撃した。上層将校によると、ここ2日間で、数十人のヒズボラ活動家が死亡し、国境近辺のヒズボラ陣地は完全に崩壊した。

イスラエル国防軍は、国際機関の要望に応じ、ベイルート港を通す人道支援を許可した。レバノン各地への支援輸送は、誤爆しないよう軍と連携して行われる予定。


コンドリーサ・ライス米国務長官は、明日イスラエルを訪問し、来週再度来訪する予定。ワシントンのイスラエル大使館は、2度目の訪問が、停戦達成の為だと推測している。ライス長官は、オルメルト首相、ペレツ国防相とリブニー外相と会談。また、アッバス議長との会談も予定されている。

訪問の目的は、レバノン南部への多国籍軍配備を含む停戦の調整の為とされている。イスラエル政府高官は「ここ数日のライス長官の言動を見る限り、政治的変化がなければ危機は永続化するというアメリカの方針が変わらないと予想出来る」と発言。ライス長官は「現状維持はありえない。レバノンが、安全保障理事会決議1559を実施し、レバノン軍を南レバノンに配備、ヒズボラを解体するのを確認する必要がある」と述べている。

【解説】

レバノン危機が始まってから、ガザの事は殆ど忘れられていましたが、久しぶりに、パレスチナのほうがトップニュース。レバノンは後になっています。アッバスは停戦を目指している模様。ガザ危機が終結すれば、前線はレバノンだけになる。しかし、先はまだまだ見えない。とりあえず、ライスの訪問までは終わらないような気がする。

拉致された兵士も、当初はすぐ変換されるような雰囲気だったのに、どんどん時間がたって、既に4週間ほど経っている。家族の為にも早く戻って欲しいものだが、いつまで続くのだろう。最近は、テレビでも殆ど、拉致された兵士の事も言わなくなっている。

攻撃されている北部の町を、少しずつ紹介していきたいと思います。とりあえず、ナハリアナザレをどうぞ。


この前観た映画『ハブア』(The bubble)も、情勢が悪化しなければ、もうちょっと売り上げが上がったのだろうと思う。『ハブア』はヘブライ語でシャボン玉のことで、他の世界の問題から守られている場所のことを指す(日本語で言えば「温室」かな?)。

映画の中では『ハブア』はテルアビブの事。テルアビブは普段は、社会問題に接しなくても一応暮らしていけるような、「若者の町」というイメージがあるらしい。悪く言えば、『ハブア』の中に暮らす人は「世間知らず」といえるが、この映画の監督ようによく言えば、『ハブア』は政治問題などを気にせず、「普通の生活」が出来る唯一の場所とも言える。

ストーリーは次のようなもの。ノアム、ヤーリーとルールーはテルアビブで暮らすルームメイト。ある日、ノアムが検問所で知り合ったパレスチナ人のアシュラフを連れて来た事から、3人の生活は変わっていく。3人はアシュラフをテルアビブ人にすべく、色々と手を尽くす。愛と理想に燃える若者達だが、現実は『ハブア』をも破って
入り込んでくる…

イスラエル・パレスチナ紛争、同性愛、音楽など色々なテーマも入っているが、主にイスラエル人とパレスチナ人の男性の愛を画いた映画。また、テルアビブの主要地や良く見かける物などが沢山出ているので、この町の事を知るには良いかも。

投稿者 moshe : 2006年07月23日 17:04

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