« シモン・ペレス、労働党離党か? | メイン | ペレス、労働党離党へ… »

2005年11月29日

労働党有力議員、カディーマ党へ転籍。労働党は、2チャンネル記者入手

2005年11月29日08:00 FM95 のニュース

リモール・リブナット教育相は、「シャロンのカディーマ党への転籍を否定しない場合、解雇する」としてロニット・ティロシ教育省事務次官を脅迫した。先週、ティロシの名前がカディーマ党参加候補として挙がった時、ティロシはこれを否定。しかし、昨日再度同趣旨のニュースが出たとき、彼女は否定しなかった。


シェリー・イェヒモビッチ記者は昨日、民間テレビ局2チャンネルのニュースに辞表を提出。イェヒモビッチは、党員の順位を決める党内選挙に参加する。↓

ダリヤ・イツィク議員は労働党を離党し、カディーマ党に移籍した。イツィクは初め、シャロンに転籍決定を伝え、その後アミール・ペレツシモン・ペレスに転籍の事実を伝えた。

首相側近は、シモン・ペレスシャロン支持の条件として、イツィクのカディーマ党参加を要求していたことを明らかにした。イツィク側近はこれを否定し、「イツィクのカディーマ党参加とペレスの今後の行動は、何の関係も無い」と述べた。イツィクがシャロン側近と2週間にわたり交渉していたことを指摘し、ペレスとは関係ないことを強調した。


リクード党首選候補者のウーズィー・ランダウ議員は、「カディーマ党に参加する者は皆、何らかの利益を得て転籍している。その証拠に、転籍した者のほとんどは、大臣か副大臣だ」と述べた。またインタビューに対し、「シャロンは自分への支持を得る為、現金を払っている」と発言した。


エフライム・スネ労働党幹事長は、ペレス労働党離党はありえないと考えている。インタビューに対しスネ議員は、「シャロンの党は、平和と労働党のイデオロギーを持つ者にとって、『温かい家』になりえない」と述べた。また、「シャロンは紛争を続けるような政策を取ろうとしている。平和の為に長年貢献してきた人が、そのような政策を支持するとは考えられない」と発言した。


カディーマ党のメイール・シトリット大臣は、パレスチナとの最終合意に達成する為には、パレスチナ国家樹立は避けて通れないと述べた。また、「ガザ撤退後の今、アリエル・シャロンは最終的合意と国境線画定を達成することが出来る。その場合、シャロンは『名誉ある軍人』だけではなく、『平和の将軍』となるだろう」と発言した。

【解説】

各党は人事収集で忙しい。労働党は、2チャンネルの辛口キャスターを入手。カディーマ党は、労働党のイツィク有力議員(元通信大臣)を入手した。

ペレスがどうするかまだハッキリしないが、どうやらシャロン支持に回るようだ。労働党では、「選挙敗北に対する党への仕返し」といって非難している。昨日は、ペレスの弟が「北アフリカ出身者が労働党をのっとったのは、南スペインのから来て政権をのっとりスペインを破壊した、フランコ将軍に似ている」との問題発言。

選挙運動も始まって、最近選挙広告をよく見かけるようになった。シャスやシヌイはバスに広告を張っている。シャスがオバディヤ霊的指導者の写真を前面に出しているのに対し、カディーマ党はシャロンの写真(若く見える)。カディーマ党のスローガンは「イスラエルは前進(カディーマ)したい」(ありきたり…)。

【ダリヤ・イツィク】

元通信大臣。労働党からカディーマ党に転籍。

―――

1952年10月、エルサレムに生まれる。文学、歴史、法律で学士号を取得。教師を経て教育委員会のエルサレム支部長を務める。その後、エルサレム副市長となる。

政界ではこれまで、環境大臣、通産大臣となり、2005年の連立政権発足と共に通信大臣となる。イツィクは、労働党党内選挙で、席の特別確保無しに選ばれた数少ない女性の1人(ちゃんと党内選挙に出て国会入り)。

2005年11月、労働党離党とカディーマ党への転籍を表明。(ペレスが、シャロン支持の条件として、イツィクのカディーマ党参加を要求したといわれている)

投稿者 moshe : 2005年11月29日 16:34

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://mt66.kenko-daijiten.com/moshe/mt-tb.cgi/75

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)